研究叢書<br> 『金槐和歌集』の時空―定家所伝本の配列構成

研究叢書
『金槐和歌集』の時空―定家所伝本の配列構成

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757600591
  • NDC分類 911.148
  • Cコード C3395

内容説明

ここ十年程考えてきたことを、ひとまずまとめておくことに致しました。論によっては初出からかなり大幅に改稿しました。ただし、第一章第四節「“叫び”と“崩壊”」はほとんどそのままです。今読むと気恥ずかしいのですが、若い頃から抱いていた実朝への思いが一気に出ていて、もう二度とこういう文章は書けないだろうなと思ったからです。

目次

序章 時空という切り口をめぐって(源実朝と時間;定家所伝本と貞享本―時空認識の相違)
第1章 時空と表現(老人と子ども―四季の時間;憧憬の時空―恋歌の配列構成;懐旧と無常―雑部の展開;“叫び”と“崩壊”―最終歌への道程;『金槐和歌集』の時空)
第2章 周辺と享受(背景と和歌;『信生法師集』に於ける実朝像;実朝像の形成)
終章 まとめ