内容説明
漱石文学に一貫して織りなされる、男女関係の微妙な綾を、漱石云う「命根」まで降り立ち、紐解く。
目次
韓国における漱石研究の現状
第1部 理想と現実の狭間で(『三四郎』考―美禰子の実像;『それから』論―代助の愛と運命;『門』論―宗助夫婦の罪)
第2部 新しい方法への試み(『彼岸過迄』の方法―視点と語りの構造をめぐって;『彼岸過迄』の女性群―千代子を中心に;『行人』試論―不幸な夫婦・男女の群れ;韓国から読む『行人』―結婚儀式と夫婦関係をめぐって;『こゝろ』再考―「私」の語る物語;『こゝろ』研究―静の実相;漱石の描いた男女像―恐れない女・恐れる男)
著者等紹介
金正勲[キムチョンフン]
1962年韓国・全南務安生まれ。1985年韓国・朝鮮大学校国語国文学科卒業。1992年関西学院大学大学院文学研究科修士学位取得。1995年関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。2001年関西学院大学大学院文学研究科博士学位取得。韓国・全南大学校講師歴任。現職、韓国・全南科学大学助教授
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