海神宮訪問神話の研究―阿曇王権神話論

海神宮訪問神話の研究―阿曇王権神話論

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757600096
  • NDC分類 164.1
  • Cコード C3095

内容説明

聖地・志賀島を拠点に、隼人族を従え玄界灘に君臨した海人の雄族、阿曇氏。彼らと対立・抗争し、後に北九州の覇者となる、筑後の名族、筑紫君。本書は記紀以前に成立した「地方」王権神話を、記紀、風土記、万葉の考察を通じ浮き彫りにしたものである。

目次

第1部 海神宮訪問神話論―葬送儀礼の視点から(「川鴈」考―葬送儀礼との関連において;「隼人」考―ハヤヒトの語義に関する一考察;「狗人」考―隼人と葬送儀礼 ほか)
第2部 海神宮訪問神話とその周辺―海人系氏族の信仰と系譜(住吉大神とその奉斎氏族―ツツノヲの語義に関連して;「金之三埼」考証―カネノミサキと志賀の皇神;「隼人乃湍門」考証―ハヤヒトの語義に関連して ほか)
第3部 『筑後国風土記逸文』小考―古代祭祀の諸相(「筑紫」語源説と筑紫君―占有呪術としての地境祭祀;磐井の「叛乱」の宗教史的意義―鬼門信仰と石人石馬)

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