出版社内容情報
内容説明
―新たな教皇が誕生する。アリスト教の総本山・水上都市で開催される教皇就任式に招かれた『影の英雄』、フィル。正体を隠してのんびりバカンス―なんて考えていたが、待っていたのはアリスト教聖女のミリスとキラ。さらには招待者のアリシアといえば、彼女こそが新教皇で!?目立ちまくるアリスト女子たちに囲まれながら、水着&デートとやけくそで夏を満喫していたフィルの前に現れたのは―懐かしい顔。「やぁ、久しぶり。フィル」死んだはずの『英雄』にしてフィルの幼なじみ、アビ・ビクラン。彼の姿だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菊地
1
「心からの望みや本質が具現化した『魔術』」という本作における根本設定に大きく切り込み、どうして特定の人に「魔術」が宿るのかという本質的な部分に納得のいく回答を返した上に、ラブコメとしてもメインヒロインと決着をつけて、色んな意味で綺麗に終わった完結巻だった。 勿論全3巻と言うことで随所で描き足りていないところがあったことは確かだけど、3巻という尺でここまでまとめたことは素直に評価したいですね。いいシリーズでした。2023/12/08
Merely a commoner.
0
ぁぁぁ、終わりかよ。本当にお疲れ様でした。登場キャラ、みんな超大好きっす!この物語はアタシ好みっすから、あとがきを聞いたとき、「遂に、『俺は影の英雄じゃありません!』が無事完結いたしました!」と聞いて、本当に驚きました。なんだか残念だと思いました、はい。どうか、アフターストーリーとかスピンオフとかを書いてほしいっすね。2025/03/01
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- 和書
- 一流編集者の頭の中身