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出版社内容情報
春喜と桜の二人で綴った日記。最後のページに書かれた一文にきっと涙が止まらない。
桜が綴っていた10年日記の最後の１年を埋めるため春喜は二人が出会ってからの大切な日々をなぞり始める。親交があった人たちと会い、思い出に触れることで自分が知らなかった桜がまだまだ居ることに気付く。変わりゆく季節の中で、春喜は桜がいなくなった本当の理由を知ることになり…。最後のページに書かれた一文にきっと涙が止まらなくなる感動の完結巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おこげ
8
前巻に比べてより色濃く描かれる春喜と桜が彩ってきた二人の日々🌸パートナーの体温や匂いで幸福感に包まれ何度もキスを重ねては初めての時を思い出すのが陽だまりのような温かみ///💕10年は1つの区切りであり始まり、桜が確かに居た世界は春喜の中で永遠に消えないから…周りの人々の厚意にも触れながら大切な桜をはっきりと取り戻した春喜の一歩が新たな未来へ続きますように。"私以外にも「好き」があって大丈夫なんだよ"その一言でどんなに救われることだろう😢2022/10/12
papakiti
3
やっぱり幽霊じゃなかったのですね。周りには良い人たちが何人もいることに気が付いてよかった。2023/03/26
もっち
3
人は死ぬし、それでも人は生きていく 幸せな思い出も寂しい会いたい愛しい想いもみんな生きている春喜のもので、そんな春喜を心配してくれる人達がいる 余韻の豊かな、とてもよい作品でした2022/10/18
クロユリ
3
今は亡き恋人と綴る10年日記の最後の1年、戻らない幸せな日々を辿りながら春喜が行き着く結末は…。かけがえなく大事に想っているからこそ気づく受け入れがたい現実。本当は気づいていた帰ってきた桜の真実。物語の謎が明かされていくたびに心が張り裂けそうになりながらも読み進める手を止められませんでした。ここまで泣いた作品はこれまでなかったかもしれません。恋人の死という絶対的な絶望のある悲しい作品ではありましたが読んでよかったと前向きにもなれる素晴らしい作品でした。2022/10/13
よむよ
2
ううううう、ううう、ううううううううう！！！！！！だめだ、泣いちゃう……。2022/10/13
