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出版社内容情報
十六夜の下、遂に月精が現れる──！
異国から来た女性の特使をもてなす宴で、猫猫はとある秘策で桃園の十六夜の下に美しい月精を登場させます。そして特使達が帰った後は、隊商により後宮に香油が持ち込まれた背景が気になり始めて…。猫猫がこれまでの事件の背景に推理を巡らせ、新たな謎を解く第１０巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
55
壬氏の女装の巻(笑) もう一つのコミック版と見比べてみた。絵はこちらの方が『傾国の美女』らしかった。あの流し目が堪らない！ でも、話運びと盛り上げ方は倉田版に軍配かな。高慢ちきな女特使の鼻をへし折ってやったゼ、ざまあみろ❗みたいな(笑) 視点が違うから、同じ話でも二度美味しい。丁寧なのは美点だけど、もう少しサクサク進んでほしいな。2022/06/25
めぐねい
49
小説で既に読んでいたけれど、最初の踊るシーンは漫画のが綺麗さが増しててよかった。自分の想像力より遥かに超えていた綺麗さやった。漫画家さんの凄さを見せてもらった。水晶宮の嫌な侍女の話を文字で読んでいる時はしんどかったが、漫画ではあっさりと、でも迫力満点に描いてくれていて、これもさすがやなぁと。小説を読んでいる方としてはこの先もずっと漫画版続けて欲しいので頑張って！そうそう、この巻の表紙がクリームソーダみたいで美味しそう。短かった気がするのは、やっぱり話を知っていたからなのかなぁ。だって気になるものね・・・。2022/06/23
くりり
42
背丈が五尺八寸を越える月の精、俺と同じくらいだけど、美しさは... 2022/12/10
mariann
38
見開きの、カラーの壬氏様と特使の美しいこと！ホント眼福な漫画だわ。今回は特使の前に現れた月精の話と梨花妃の所にあった香油の話の続き。梨花妃、器でかいよね〜。対して彼女は国を滅ぼすタイプだわ。うん。そろそろ壬氏が何者か、猫猫も気づいていくかしら？ってか、割合早いうちに真相に辿り着いてなかったっけ？2022/08/28
S 2
32
月精の件は大体予想通り。作画もどんどん麗しい感じに！最後の王母の子云々の霊廟はどういう意図があったんだろう。色覚異常的な何かの要素を含んでいそうではあるけれど。2022/07/04
