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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぶり
20
1冊まるまる紅次郎の両親のお話。読み応えがありました。茜太郎の草食な弱々しさと、たまに見せる強さと優しさに惹かれます。マーガレットも強かで可憐で素敵ですね。いい両親です。恋太郎と撫子の複雑な心情も、二人の母となったマーガレットの気持ちも、純粋に王子としていることに不満を感じる紅次郎の気持ちも、全て分かるので辛かったです。余談ですが、桑原さんが鏡音リン・レン好きなので、「レン」呼びとか双子な雰囲気とかが気になりながら読んでました(笑)そういう知識がなければもっと自然に楽しめたのかな～( ´～` )2014/11/14
葉鳥
5
茜太郎とマーガレットの過去編。家族が仲良く過ごせていた時代もあったんだ。どうしようもないことだけど、この関係が続いていればと思ってしまう。そして、このどうしようもなさと迫る死期への不安をマーガレットはずっと抱えて過ごしていたんだと思うと辛い。吸血鬼とマーガレットはその後再開したのだろうか…？2019/09/23
ASKA
5
ご両親のなれそめ。悲恋と呼んでしまうには二人が幸せそうだったので違和感があるけど、家族がボタンをかけ違ったまま終わりを迎えてしまったことは悲しい。茜太郎の最後の選択はカップルとしてはいいけど家族としてはダメだよなー、と思うけど、孤独を知るもの同士の二人、それ以外彼に選べる道もないよなぁ、とも思う。2014/09/01
ちま＊
4
この巻で一気に恋と撫子が愛おしくなりました。そしてマーガレットは本当に素敵な人。茜太郎との絡みが可愛い、可愛いよ〜！なにこの二人〜！次巻はまたつらそうだなあ〜というか毎回現代が今どんなだったか忘れちゃうから読み直さなきゃ〜2014/08/29
らぃ
3
茜太郎とマーガレットの夫婦可愛い…。ごめんね、茜太郎、前巻で浮気とかいって 笑 過去編はなかなかの読みごたえですね。はやく新巻でてほしいものです。2016/04/05
