内容説明
『イザナ&エース』力なき者なけなしの勇気を奮い愛する者のために戦う。『マキナ&レム』0組転入秘話。『クイーン&クラサメ』戦いを通して候補生に語るかつての最強戦士。『ナイン&サイス』相性最悪の二人が戦いを通じて深めた友情。『デュース&ジャック』戦争の狂気世界の残酷さをそれぞれの方法で受け止める二人。
著者等紹介
月島総記[ツキシマソウキ]
1980年生まれの小説家・シナリオライター・原案家。2006年に第3回スクウェア・エニックス小説大賞に入選し、作家としてデビュー。以後、小説・ゲームシナリオなどの分野で幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ai
2
DQ派なのでFFは零式の他はCCFF7しかやったことありませんが、ラストのストーリーに涙したため書籍版を購入。首都脱出までの大筋は同じだけどミッション・クリムゾン・演習を混ぜてあって、1章ずつ主人公が入れ替わり。でもゲームとちょっと違う話。あのキャラの台詞をあのキャラが!?とか。それぞれの過去や感情が思ってたのと違ったりそうだったり。楽しい本でした。次の巻がどうなるか、だな。2012/09/03
みのにゃー
1
零式の世界観が好きなら読まなきゃ!大部分はゲームのストーリーをなぞっている内容だけど、ゲームだけでは理解しづらい部分がわかりやすく描かれてよかった。2巻が楽しみ♪2015/05/26
めめこ
1
これはほんと読んで良かったと思った。本編のノベライズじゃなくて主人公たちの気持ちとかを全面的に推しだしてる本だった。この本は楽しむ、というより切なくなったり微笑ましく感じれた。でも私が一番言いたいのは本編にはないクラサメ隊長が戦うシーンがあるということで。しかもルシ相手。それはそれはかっこいいという言葉で伝えられないくらいかっこよかった((2013/06/05
きゃび
1
ゲームのストーリーそのままのノベライズではなく、6億の中の別のひとつの物語。「イザナとエース」「マキナとレム」「クイーンとクラサメ隊長」「ナインとサイス」「デュースとジャック」の5編とマキナのもう一つの『答』。この小説の0組は14人まとまってそうでいいな。ゲームではほとんど無かったエースとイザナの話しは良かった、ゲームオープニング思い出して泣きそう。突っ込む所があるとすれば、何故表紙にイザナさんを入れなかった?ぐらいかな。感想イザナの事ばっかり(笑)2012/04/21
クロソフィ
0
これはゲーム本編のノベライズなのか?それにしてはキャラの口調や関係が少し違う。それとも世界観を広げる外伝なのか?それにしてはゲーム本編のセリフの引用や、既にゲーム中で明かされている設定の説明が多すぎる。……しばらくもやもやしながら読んでいました。転章でゲーム本編からずれて「外伝」に決定づけられたので、下巻はこの一巡の行く末を見守ろうと思います。バッドエンドとはわかりきっているけど……彼らはどうなるのか。ジャックとデュースの会話にすごく和みました……!あと戦闘離脱の件が掘り下げられているのが。。2014/09/21