内容説明
鎖国状態の日本で、突如起こった吸血鬼による惨殺事件・通称津山事件。死者30名を数えたこの事件により日本政府は重い腰をあげ、吸血鬼と対等に戦える人間を育成し始めた。その名はピースメイカー、現代のヒーローである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ub7637
1
タイトルどおりの中二な作品ではあるが、作者なりの捻りが効いており、よくあるライトノベルにはない面白さを提示できている。作品独特の世界観や、戦術的思考にもとづく戦闘が面白く、最初に作品に抱いていたイメージをいい意味で裏切られた。2011/06/04
ひざこぞう
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いきなり・あっさり人が死んでいくので楽しんで読めるけど、お話もキャラクターも作り込みが雑すぎる。1冊だけなら楽しめるけど、もし他作品があっても手を出すのをためらう。2013/08/21
アン・シャーリー
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同士保冷剤(TwitterID:@hore115)よりいただきました。作者は同人ゲームを作っている方だそうで、なるほどノベルゲーっぽい文体だなぁ、爆薬とか銃火器とかの解説がいかにもで濃くて面白いなあ、とか思いながら読んでたらおい最後おおおおおおおおおおおおおおお酷すぎるわああああああああああああああああああああああああああああああああああ2013/03/01
秋山真琴
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悪趣味この上ない展開で『ですろり』のチャーさんの本領発揮と言ったところ。持ち上げては突き落とし、持ち上げては突き落としの連続で、だんだんこの無邪気に振るわれる残酷に神経が麻痺してくる感じ。けれど、最後の魯班先生がレイに手を差し伸べる場面は、思わず胸が掴まれたかな。正義と悪とかが瞬時に逆転して、見えていた世界が色鮮やかに煌めきながら反転する様子は美しかった。しかし、今のライトノベルの空気には沿ってないから、売れないだろうな、と。価格も抑え目で、表紙も良いし、続きが気になる結末であるだけに残念極まりない。2012/10/16
421+D
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良くも悪くも人を選ぶ、限りなく同人に近い商業誌。尋常でない頻度で挟まれる小ネタを笑って許せるなら、残酷無惨をしょうがないにゃあ・・で許せるなら、オススメしたい一冊。商業では続巻は出せそうにないですが、同人で続いているのでそちらも是非。