Ｇファンタジーコミックス 隠の王 〈９〉

鎌谷悠希

スクウェア・エニックス（2008/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 200p／高さ 19cm
• 商品コード 9784757523661
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミュポトワ@猫mode]

隠の王 9巻目。宵風の過去が分かった巻なんだけど、なんか暗いというか寂しい雰囲気がずっと漂っている巻だった。嬉しいことも、楽しいこともそれなりにあるはずなのに、この雰囲気はなんだろうねぇ。まぁ結構暗い漫画なので仕方ないことなのかもしれませんが、終わりへの序章みたいで、この寂しさはちょっと嫌だなぁ。終わるなら明るく終わりたいじゃない。特に俺はハッピーエンドが好きだしね。ってことで、この寂しい雰囲気に包まれながら。１０巻を読んでいきたいと思います。この寂しさが少しでも解消されていることを願いながら。

2021/11/24

[十六夜（いざよい）]

宵風の過去に何があったのか? 一冊の手帳を手に雪見は単独で行動を始める。一方、ついに気羅を服部に放ってしまった宵風は壬晴とともに灰狼衆の反逆者として追われる身に…。灰狼衆の一組織として作られた「傘」によって追いつめられる二人は、森羅万象の謎を解くべく萬天を目指すのだが……。いよいよ宵風の命が残りわずかとなってしまった。悪態をつきながらもずっと宵風の側にいた雪見。意外と常に厚いらしい。しかし先行きは怪しい。

2017/08/28

[英知＠マンガ専用]

最後の宵風と壬晴の笑顔がなんだか切なかった・・・

2011/04/03

[踊れない人]

積読本。 動物の治療費って高いんだよー。保険支払ってるかどうかで違うと聞いたことあります。雪見さんって、それなりの仕事をこなしてたんだなーと思う。というか、他に使うところがなかったからか？

2020/02/12

[那義乱丸]

雪見が追う宵風の過去。詳細ではなく断片的なものだけれど、そこから見えてくるものがあまりに辛い。死神と罵られその存在すら否定される子供。宵風の「存在そものもから消えたい」と願った理由はこれだったのかと…（涙）宵風を想う雪見の心も胸に染みる。そんな雪見を分刀である雷光が処分対象と見なす（悲）服部への反発から灰狼衆を敵に回し逃避行する壬晴と宵風。終盤の二人の笑顔が切なすぎる。終始涙で潤みっぱなしの9巻だった…。

2012/07/18