内容説明
神々の手によって炎上したアリーシャの祖国ディパン。アリーシャの父、バルバロッサ王もアーリィたちの手により命を絶たれてしまった。さらに、アーリィとの戦いのさなか、不死者となった三賢者の秘術「王呼の秘法」によってシルメリアが捕らえられてしまう。残されたアリーシャとルーファスは一縷の望みをかけ、すべての叡智を得られると言われるユグドラシルの頂上を目指す。
著者等紹介
梅村崇[ウメムラタカシ]
1973年、神奈川県生まれ。多数のゲームノベルを手がけ、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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日光一
3
ゲーム版のノベライズ後編。神に管理されているのが分かっているし、実際に神が知覚でき、接触もできるって設定の世界が前作同様すごく脆いと感じていたのですが、2では更に顕著な気がします。管理側が負ける可能性あるのって不安で仕方ないと思うのですが、この世界の管理側は完全に慢心ですよね。そもそもこれだと普通の社会とあまり変わらないような気がしますし、神であることの必要性に疑問を抱くのも至極もっともだと思います。本当に頭が回る人だったら、精神的に人間側に居た方が絶対に楽ですし、人間の方が結果的に勝ちを拾えそうです。2016/10/30
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