内容説明
河野あけみは自分を表現するのが苦手で友達も少ないが、別の高校に通っている佐藤武流とはなんとなく気が合い、半年以上前から友達以上恋人未満の関係を続けている。ある日、武流に誘われて初めてプレイしたゲームの中で、あけみのキャラクターが“甲冑の乙女”と名乗る悪霊に憑依される。ゲームは悪霊の封印に成功してエンディングを迎えたが、その夜、あけみは現実世界で“甲冑の乙女”に身体を乗っ取られてしまう。解離性同一障害と診断されたあけみはゲーム療法を受けるが…。
著者等紹介
健部伸明[タケルベノブアキ]
1966年12月3日、青森県生まれ。大学時代にゲームライターを始め『幻想世界の住人たち』1&2(共著)『虚空の神々』(新紀元社)等の民俗学系書籍や、『トーキョーN◎VA The 2nd Edition』(アスペクト/共著)のゲームデザイン、『サイバーパンク2020』(ホビーベースイエローサブマリン)の翻訳監修などを手がける。ノベライズ作品に『太陽の船ソルビアンカ』(ソニーマガジンズ)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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