内容説明
精霊ルビスの啓示を受けし賢者の時代から800年。人々が予言を忘れて久しいころ、それはやってきた。魔王バラモスが。―そして今、伝説の幕があがる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
6
大人になってから読むと物足りないかもしれないが子供の時に読んだのは幾分か救いと言うか、ゲームに夢中になった感覚とその冒険をなぞっていく小説に心がときめかないはずが無いのだ。例によって勇者16歳の旅立ちから19歳を迎えるまでの三年間、アレフガルドでも三百日近く過ごしている。駆け足気味でも、たった一行で済ませられる出来事であっても、その間に彼らの冒険は想像力の限り広がっているわけで、敢えて書かれていないそんなこんなを想像するのもゲームと同じ楽しみが出来る由縁かなと。CDシアターの原作。ルビス伝説の要素もあり。2018/02/11
tako
1
(文庫版が読書メーターで出てこないのでここに)上下巻を再読。こんなにあっさりしてたっけ2より妙に駆け足だよなあとか思いつつも、何十年かぶりでも面白かった、というかどうみても自分の性癖(俗用)の原因の一端がこの小説じゃん……ってなっておりけしからん気がする2023/06/04
マルしぇちゃん
1
魔女は一体なんだったんだ・・・2017/04/26
gen_wasawasa
1
昔、文庫版を買って読んでいた。ふと思い立って購入。重厚なストーリーに昔を思い出す。ただ、ラスボス戦はやや駆け足な印象2017/04/23
ももまん
1
主人公が初めからプレイヤーに任せられているこの作は、特に違和感を持つことなく読み進められた。1つのⅢのパーティとして魅力も感じた。前作で出ていた銀の笛や魔女についても触れられていてよかったが、どうせそこまでやるならもう少し話を深めてくれても、とも思ってしまう。しかしこれで伝説が始まった…読んでよかった。2012/02/07