内容説明
―文法を計画的に教える際、教師が文法を客観的に分析できるだけでは駄目なのと同じように、音声を計画的に教えるためには、音声学と音声教育についてのかなりの知識と能力を必要とします。何をどういう順番で教えるか、音環境を考慮し、どういう語や文を用いるかなど、音声学的にも、教育学的にも、さまざまなことを考える必要があります。
目次
五十音図とその拡大表
話し言葉の語形
母語の干渉、誤用分析
アクセントの感覚、表記
アクセントの式と型
イントネーション
子音の分類
唇音退化、ハ行転呼
四つ仮名
拗音
環境による音声変化
母音の分類
プロミネンスとポーズ
用言、複合語のアクセント
音節構造
音韻論
音声教育の現状
学習者の発音の何が問題か
学習者の誤りの傾向
拍の指導
子音・母音の指導
アクセント・イントネーションの指導
著者等紹介
松崎寛[マツザキヒロシ]
広島大学大学院教育学研究科准教授
河野俊之[カワノトシユキ]
横浜国立大学教育人間科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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