名作文学で学ぶ韓国語シリーズ
対訳ピ・チョンドゥク随筆集

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  • サイズ B6判/ページ数 127p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757411098
  • NDC分類 829.177
  • Cコード C0098

出版社内容情報

韓国の国民的作家の珠玉のエッセーで、韓国語の読解力を伸ばそう。

韓国の国民的作家、ピ・チョンドゥクの代表的なエッセー16編を厳選し、対訳で紹介します。なかでも、若い頃日本で滞在した家の娘「朝子」との出会いについて綴った『因縁』は、韓国では知らない人がいないほど有名。簡潔で秀麗な文体の彼の作品は、韓国語のリーディング素材としても最高の素材です。韓国文学の魅力を対訳でじっくり味わえます。

内容説明

韓国の国民的作家の世代を超えて愛されている珠玉のエッセーを厳選して紹介。

目次


あの日
柔順(ユスン)
黄浦灘の中秋
瑞英(ソヨン)
嫁いでいく友人の娘へ
反射的光栄
マッとモッ
秘苑

5月
随筆
チャールズ・ラム
私の愛する生活
長寿
晩年

著者等紹介

皮千得[ピチョンドゥク]
随筆家、詩人、英文学者。号は琴兒。1910年、ソウル生まれ。中国・上海の滬江大学で英文学を専攻。京城大学(ソウル大学校の前身)予科教授を経て、1974年までソウル大学校英文科教授として在職し、多くの弟子を育てた。1930年『新東亜』に詩「抒情小曲」を発表して文筆生活を始め、初詩集『抒情詩集』(1947)で自然と童心にあふれた素朴で美しい詩との評価を獲得。以来、創作を続け、日常的な素材を独特の簡潔、繊細な言葉で表現した彼の随筆は、「縁」をはじめ、教科書に掲載された作品も多く、世代を超えて多くの韓国人に愛され続けている

李春子[イチュンジャ]
韓国・釜山出身。神戸女子大学、大阪大谷大学非常勤講師。台湾大学卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士論文は「東アジアにおける杜の信仰と持続」。研究調査を兼ねてアジア各国を多く訪ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナハチガル

11
韓国を代表する作家だそうだが、韓国語の勉強にはなったものの、今一つピンと来なかった。名文かどうか判断がつくようになるには、まだまだ時間が掛かりそうだ。日本留学時の思い出や、上海事変で日本人と間違われやしないかと恐怖する話など、日本との関わりを書いた作品は興味深く読めたし、英文学の知識がちりばめられていたり、韓国語に特有の맛と멋の違いが軽妙に語られていたり、今で言うミニマリスト的な、ささやかな生活への思いやこだわりがつづられていたりと、品があって読みやすかった。こういった対訳本がもっとあればいいのに。A。2021/10/03

窓際

4
対訳なのがありがたい。2017/09/23

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