出版社内容情報
韓国の国民的作家の珠玉のエッセーで、韓国語の読解力を伸ばそう。
韓国の国民的作家、ピ・チョンドゥクの代表的なエッセー16編を厳選し、対訳で紹介します。なかでも、若い頃日本で滞在した家の娘「朝子」との出会いについて綴った『因縁』は、韓国では知らない人がいないほど有名。簡潔で秀麗な文体の彼の作品は、韓国語のリーディング素材としても最高の素材です。韓国文学の魅力を対訳でじっくり味わえます。
内容説明
韓国の国民的作家の世代を超えて愛されている珠玉のエッセーを厳選して紹介。
目次
縁
あの日
柔順(ユスン)
黄浦灘の中秋
瑞英(ソヨン)
嫁いでいく友人の娘へ
反射的光栄
マッとモッ
秘苑
春
5月
随筆
チャールズ・ラム
私の愛する生活
長寿
晩年
著者等紹介
皮千得[ピチョンドゥク]
随筆家、詩人、英文学者。号は琴兒。1910年、ソウル生まれ。中国・上海の滬江大学で英文学を専攻。京城大学(ソウル大学校の前身)予科教授を経て、1974年までソウル大学校英文科教授として在職し、多くの弟子を育てた。1930年『新東亜』に詩「抒情小曲」を発表して文筆生活を始め、初詩集『抒情詩集』(1947)で自然と童心にあふれた素朴で美しい詩との評価を獲得。以来、創作を続け、日常的な素材を独特の簡潔、繊細な言葉で表現した彼の随筆は、「縁」をはじめ、教科書に掲載された作品も多く、世代を超えて多くの韓国人に愛され続けている
李春子[イチュンジャ]
韓国・釜山出身。神戸女子大学、大阪大谷大学非常勤講師。台湾大学卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士論文は「東アジアにおける杜の信仰と持続」。研究調査を兼ねてアジア各国を多く訪ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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