出版社内容情報
日本語教師・分野別マスターシリーズ
これまで、その数があまりにも膨大で規則化することが容易でないため、また「形」と「意味」の両面からのアプローチを必要とするため、適切な参考書が少なかった「語彙」の分野に、待望の入門書が誕生しました。語学学習において語彙の習得は不可欠であり、学習者が語彙習得に払う努力は外国語学習全体の大半を占めると言われています。長年日本語教育に携わり、「日本語を学ぶ人が、語彙習得に費やす時間を少しでも減らすことができるようにするためにも、日本語教育に関わる者は語彙の基本的な知識をもっていなければならない」という考えをもつ著者が、語彙・意味についての基本的な内容を取り上げ、具体的なデータを示しながら、なるべくわかりやすく説明することを心がけて書いたのがこの本です。各章すべてに基本問題、応用問題がついており、日本語教育能力検定試験対策参考書としても最適な本書は、同時に学習者への語彙指導にも役立つ日本語教師必携の一冊です。
CONTENTS●はじめに●日本語教育能力検定試験とは●出題範囲●過去問題にみる出題の傾向●第1章 語彙の体系●第2章 語彙と語彙量●第3章 語と語形●第4章 語種●第5章 語構成●第6章 語の意味●第7章 語連結・連語・慣用句と比喩●第8章 擬声語・擬態語●第9章 語の意味変化●第10章 語彙と社会●第11章 辞書●参考文献●語彙索引 著者:秋元美晴 本のみ
内容説明
日本語教育能力検定試験の傾向を徹底分析、受験対策は万全。トピックごとの解説と問題演習で日本語教育の重要分野をマスター。学習したことを実践でどう生かすか教育現場からのアドバイスを満載。
目次
第1章 語彙の体系
第2章 語彙と語彙量
第3章 語と語形
第4章 語種
第5章 語構成
第6章 語の意味
第7章 語結合・連語・慣用句と比喩
第8章 擬声語・擬態語
第9章 語の意味変化
第10章 語彙と社会
第11章 辞書
著者等紹介
秋元美晴[アキモトミハル]
恵泉女学園大学人文学部日本文化学科教授。1951年東京生まれ。青山学院大学大学院文学研究科日本文学・日本語専攻博士課程満期退学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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