内容説明
病気やけがで病院から薬をもらったり、町の薬局・薬店で薬を購入する際に出会う薬剤師、薬剤師法という法律にのっとり、大切な薬を取り扱う専門家です。本書は薬剤師の資格取得の方法から仕事内容、第一線で活躍する先輩の生の声まで満載した入門ガイドブックの決定版。
目次
第1章 薬剤師とは(薬剤師ってどんな資格?;知っておきたい「薬」関連知識)
第2章 薬剤師の仕事(薬局の薬剤師;病院の薬剤師;製薬会社の薬剤師;行政機関の薬剤師;関連分野の薬剤師)
第3章 薬剤師への道(大学に入学する;大学で学ぶ;国家試験に合格する;薬剤師として就職する;関連資格を取る)
著者等紹介
井口正信[イグチマサノブ]
岐阜県出身。旧制名古屋大学理学部卒業。1957年岐阜薬科大学より名城大学薬学部創設期に薬品分析学講座主任として着任、1971年同大教授、1995年同大名誉教授。理学博士、日本薬学会会員、薬剤師。趣味は囲碁(アマ六段)と手作りコンピュータ。教育と研究に草分け期のコンピュータをフル活用した。薬剤師は薬学で学んだ膨大な知識と技術を駆使する重要な役割を担っていることを力説し、医療チームにおいては医師や看護師とのよきパートナーであるために、医薬品の化学物質としての認識の重要性、患者への懇切な説明と投薬後のケアに配慮する必要性を訴えている
今井千穂[イマイチホ]
東京都出身。学習院大学文学部卒業。業界誌の編集部記者を経て、フリーランスに。学習参考書、通信教育テキストなどの執筆を経験した後、書籍やタウン誌などの編集・執筆に携わる。健康・医療・福祉分野に関心をもち、医療・福祉、看護などの学校ガイドや福祉関係資格テキスト・問題集の編集、福祉情報誌の記事執筆などに取り組んでいる
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