内容説明
21世紀は「知の時代」と呼ばれている。それは、今まで以上に個人の「知」が試される時代であり、一方で、ほとんどのホワイトカラーが淘汰される実力主義の時代である。組織にとっては、今まで以上に「人材」が重要になり、個人にとっては、今まで以上に「能力」が重要になる。だから、組織にとっても個人にとっても、コンピテンシー(顕在化された能力)を高めることがキーになっている。本書では、コンピテンシーの基本理解を中心に、組織はもちろん個人にとってのコンピテンシーフレームを考えてもらいたい。
目次
序章 知の時代への突入
第1章 コンピテンシーフレーム五つの要素
第2章 コンピテンシーの基本
第3章 あなたのキャリアを伸ばすコンピテンシー
第4章 組織を生かすコンピテンシー
第5章 個人のコンピテンシーが組織活性化の鍵
著者等紹介
武野昭[タケノアキラ]
(有)ティエヌオーコンサルティング代表取締役。昭和29年3月18日生まれ。関西学院大学経済学部卒。米国イリノイ大学経営大学院修士課程修了(MSBA)。長谷工コーポレーション、公文教育研究会、AT&TJens、ピアス、グロービスにて経営戦略、マーケティング戦略などの仕事に携わる。ウィルソン・ラーニングワールドワイドにてコンサルティング業務を遂行。製造業からサービス業まで幅広くHRM(人的資源管理)コンサルティングを行なっている
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