アスペクト文庫
わたしのブックストア―あたらしい「小さな本屋」のかたち (新編集版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 159p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784757224315
  • NDC分類 024.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

店主が3人もいる京の町家書店、亀が八匹&顕微鏡もある本屋、呑みながら読める古本酒場・・・街の小さな本屋が面白い。

亀が8匹&望遠鏡もある本屋、100号以上も手書き新聞を作り続ける新刊書店、呑みながら読む古本酒場……お店というより友人のような、新しくも懐かしい「小さな本屋」を全国を渡り歩いてご紹介。単行本刊行時に読書界で話題を呼んだ新感覚ブックストアガイドを、大幅な書き下ろしも加えた新編集のもとに、待望の文庫化。又吉直樹(ピース)特別インタビュー、岡崎武志&小山力也(古本屋ツアー・イン・ジャパン)特別対談も収録。

はじめに
「ありふれた石の中に宝石が混じっている」古書コンコ堂(東京・阿佐ケ谷)
「自由と平熱と本とお茶」book cafe 火星の庭(宮城・仙台市青葉区)
「南口を出たら、すぐ幸福」幸福書房(東京・代々木上原)

<特別インタビュー>
又吉直樹(ピース)さん「人でも学校でもない。本屋で自分の地図ができました。」

「デッサンはアクション」dessin(東京・中目黒)
「地域の人も外の人も。みんなが好きな町の本屋」往来堂書店(東京・千駄木)
「通りの音がスッと消えて、木の床がギッと鳴る」古書音羽館(東京・西荻窪)
「四角い穴から、こんにちは」橙書店(熊本・玉屋通り)
「古きもの、2つ。あたらしい店のはじまり」青聲社(東京・目白台)
「小さな本屋は、交差点の一番星」山陽堂書店(東京・表参道)
「スローなブックギャラリーへようこそ」ブックギャラリー ポポタ厶(東京・西池袋)
「すべてはマチエールのために」古書日月堂(東京・表参道)
「そこにしかない店が、いつもそこにあること」恵文社 一乗寺店(京都・一乗寺)
「だれのものでもない記憶蟲文庫(岡山・倉敷・本町)
「雨の日にも、未知への扉を開こう」古書ビビビ(東京・下北沢)
「書、酒、茶。灯りの向こうに憩いあり」コクテイル書房(東京・高円寺)
「人はこうして古本屋になる」古書ロスパペロテス(東京・代々木上原)
日本一小さい(かもしれない)沖縄の古本屋から (市場の古本屋 ウララ)

対談
岡崎武志×小山力也「古本屋は、いつだってあたらしい。」
店長からフリー店員へ。
もっと自由な本の居場所を求めて
KUREBOOKS 久禮亮太さんインタビュー
ぼくの好きな書店本ガイド
ブックストア情報
あとがき

【著者紹介】
北條 一浩 Kazuhiro Hojo1962年栃木県生まれ。ライター、編集者。本や古本、書店、映画などに関するミニコミ、フリーペーパーの仕事に多く関わる。著書に詩集『フラワーズ』(思潮社)、ライティングに『古本検定』(朝日新聞出版)、編集仕事に『冬の本』(夏葉社)、『いちべついらい 田村和子さんのこと』(橋口幸子著・夏葉社)がある。

内容説明

亀が8匹&望遠鏡もある本屋、100号以上も手書き新聞を作り続ける新刊書店、呑みながら読む古本酒場…お店というより友人のような、新しくも懐かしい「小さな本屋」を全国を渡り歩いてご紹介。単行本刊行時に読書界で話題を呼んだ新感覚ブックストアガイドを、大幅な書き下ろしも加えた新編集のもとに、待望の文庫化。又吉直樹(ピース)特別インタビュー、岡崎武志&小山力也(古本屋ツアー・イン・ジャパン)特別対談も収録。

目次

ありふれた石の中に宝石が混じっている―古書コンコ堂(東京・阿佐ケ谷)
自由と平熱と本とお茶―book cafe火星の庭(宮城・仙台市青葉区)
南口を出たら、すぐ幸福―幸福書房(東京・代々木上原)
「インタビュー」ピース 又吉直樹さん―「人でも学校でもない。本屋で自分の地図ができました。」
デッサンはアクション―dessin(東京・中目黒)
地域の人も外の人も。みんなが好きな町の本屋―往来堂書店(東京・千駄木)
通りの音がスッと消えて、木の床がギッと鳴る―古書音羽館(東京・西荻窪)
四角い穴から、こんにちは―橙書店(熊本・玉屋通り)
古きもの、2つ。あたらしい店のはじまり―青聲社(東京・目白台)
小さな本屋は、交差点の一番星―山陽堂書店(東京・表参道)〔ほか〕

著者等紹介

北條一浩[ホウジョウカズヒロ]
1962年栃木県生まれ。ライター、編集者。本や古本、書店、映画などに関するミニコミ、フリーペーパーの仕事に多く関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつこ

50
自分が本屋になるとしたら、どんな本を集めるだろうか。古本か新刊か?ミステリー?恋愛小説?JUMP漫画?そして店舗空間は明るめか暗めか。カフェ併設?そもそもどこに出店するか。神保町?それとも軽井沢とか観光地?読んでたら妄想が止まらなくなりました。2015/08/04

Y2K☮

41
良書。町の小さな書店&古本屋巡りがマイブームなので面白く読めた。西池袋「ポポタム」と表参道「山陽堂書店」に早速行ってみた。どちらからもお店の考える「本屋とは何か?」「ここから何を発信していきたいか?」というメッセージを感じ取る事ができた。アートギャラリーを併設したり利益率の高い雑貨を扱ったり、生き残る為の様々な工夫も興味深い。売れ筋や欲しい本を探す時は大型書店が便利だけど、感性のアンテナに引っ掛かる人生の一冊と巡り会う喜びを得たいなら町の書店&古本屋。経営的に大変だと思うけど、陰ながら応援させて頂きます!2015/10/17

りえこ

29
読んでいてワクワクしました。古本屋さんに行きたくなります。よく行く古本屋さんもたくさん出てきました。生活の中に、近くにどんどん入ってくると良いな。2016/07/13

ぐっち

28
小さい本屋さんへのインタビュー。店主がその本屋さんを開くもしくは店主になるに至ったかをインタビューされていて、「行きたい」より「なりたい!」と強く思ってしまいました。インタビューされてる人は40ちょいが多いように感じましたが、50代で古本屋を始める店主も多いとか。まだいけるかな?まずは古本屋でアルバイトか?私だったらどんな本屋にする?などと夢が膨らむばかり。インタビューで一番面白かったのは仙台「火星の庭」の前野さん。波乱万丈な人生で、同い年でも本ばかり読んでた自分とはこんなに違う進み方もあったんだなと。2016/12/23

うめ

25
写真がたくさんで、眺めるだけでも楽しい。舞台裏を知る事で、お店への敬意が湧く。挨拶だとか、お店の人に一言声をかけて商品を手に取る、って大事(と言うか、これは西洋ではマストな礼儀ですよね)普段あまり本を読まない方や、読書嫌いの方には、例えばデートコースに古書店巡り、や、ブックカフェでお茶なんて、信じられないかもしれないけれど。この本を読むと、そう言うのも、良いかも、って思うかも。書店は私にとっては、最高に面白いアミューズメントパーク、って言い切っちゃう。2016/07/04

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