70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本―入院、死亡、認知症、相続の対応がすべてわかる

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757223639
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0077

出版社内容情報

高齢の親がいきなり倒れたら、ボケたら、あなたはまず何をやらなければいけないのか?いざという時にあわてないために。

介護と死亡がいっぺんにやってきた!
父…認知症→介護認定→施設選び→成年後見人
母…末期がん→入院→死亡→葬式→遺産相続

すべて著者の実体験!

知らないと損をする万一のことが起こる前にやっておくこと&知っておきたい制度・手続き。
認知症になった親、死んだ親の銀行口座からお金を引き出す方法はわかりますか?
親の老後と安心して向き合うために、今のうちから準備しておこう。

第1章 親が少し弱ってきたら
 1-1 貸金庫・定期預金は解約する
 1-2 加入している生命保険を把握し、見直す
 1-3 子供名義の定期預金や普通預金を確認する
 1-4 老人ホームについて、目星をつけておく
 1-5 実家の整理を始めておく
 コラム 親の生活習慣病を把握していますか?

第2章 親が重い病気になったら
 2-1 親の銀行口座の保管場所を把握しておく
 2-2 高額療養費制度をしっかり理解しておく
 2-3 親の病気の情報を、親子で共有する
 2-4 親の交友関係を、しっかり把握しておく
 2-5 親の希望を極力聞き、実践する
 2-6 万が一に備え、葬儀屋の目安をつける
 2-7 親の銀行口座からお金を引き出す
 コラム 親は病名・余命告知を受けたいか?

第3章 親が死亡したら
 3-1 葬式の段取りをつかみ、お墓も確認する
 3-2 遺された親のケア、実家の管理を行う
 3-3 親が亡くなったら行う各種手続き
 3-4 実印を持っていますか?

第4章 親が認知症になったと感じたら
 4-1 定期的に親の日常をしっかり観察する
 4-2 認知症に対する理解の深い医師を探し出す
 4-3 認知症の疑いがあれば、要介護認定を受ける
 4-4 要介護認定調査には、子供が立ち会う
 4-5 要介護状態の親の介護の仕方を決める
 4-6 親のお金の管理は成年後見制度を活用
 4-7 成年後見制度の利用は、慎重に決める
 4-8 認知症の親との接し方を理解する
 コラム 老人ホームは何を基準に選ぶ?

第5章 親が元気なうちから暦年贈与を行う
 5-1 親の全財産を大まかに把握する
 5-2 親が元気なうちから暦年贈与を行う
 5-3 親と相続を話し合い、遺言書を作る
 5-4 遺産相続をスムースに進める

【著者紹介】
著者:永峰英太郎(ながみね えいたろう)1969年東京生まれ。明治大学経済学部卒。業界紙・夕刊紙記者、出版社勤務を経て、フリー。企業ルポ、ビジネスマンやスポーツマンなどの人物ルポを得意とする。著書に『日本の職人技』『「農業」という生き方』『日本の農業は“風評被害”に負けない』(アスキー新書)、『夢をかなえる! ネットショップのやさしい作り方』(技術評論社)など。母親の死や父親の認知症の経験をもとに、本書を企画。メールアドレス eitaro.nagamine@gmail.com

内容説明

認知症になった親、病気になった親の銀行口座からお金を引き出す方法わかりますか?親の老後と安心して向き合うために、今のうちから準備しておこう。知らないと損をする、万一のことが起こる前にやっておくこと&知っておきたい制度・手続き。チェックシートで一目瞭然。

目次

第1章 親が少し弱ってきたら(貸金庫・定期預金は解約する;加入している生命保険を把握し、見直す ほか)
第2章 親が重い病気になったら(親の銀行口座の保管場所を把握しておく;高額療養費制度をしっかり理解しておく ほか)
第3章 親が死亡したら(葬式の段取りをつかみ、お墓も確認する;遺された親のケア、実家の管理を行う ほか)
第4章 親が認知症になったと感じたら(定期的に親の日常をしっかり観察する;認知症に対する理解の深い医師を探し出す ほか)
第5章 親が元気なうちから暦年贈与を行う(親の全財産を大まかに把握する;親が元気なうちから暦年贈与を行う ほか)

著者等紹介

永峰英太郎[ナガミネエイタロウ]
1969年東京生まれ。明治大学政治経済学部卒。業界紙・夕刊紙記者、出版社勤務を経て、フリー。企業ルポ、ビジネスマンやスポーツマンなどの人物ルポを得意とする

たけだみりこ[タケダミリコ]
1964年三重県生まれ。漫画家・イラストレータ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

46
やること考えることが多すぎて、頭の中がぐちゃぐちゃになる。父が入院したとき、「高額療養費制度の手続きがよくわかんないから、もうしなかったー!」と母。いやいやちゃんとしようよ、勿体無いじゃん!と言いつつ、私も書類を見てあげる気力がなくて結局放置。この本で見ると、勝手に書類が送られてくるらしいが、そうだったっけ?いやぁ、もうわからん!無知な人間は生きにくい世の中だ。私は母にいろいろ聞きやすい親子間ではあるが、その母が認知症になったらのことを考えると、早いうちに聞くべきことは聞いとかないとと思った。2019/03/08

バトルランナ-

26
いい本だったわ。この父親は現役の時は文化放送のアナウンサーだったらしいよ。著者が自分と同じ大学、同じ学部の卒業生だったらしい。マスコミ研究室であってたかもねえ。図書館本なので買おうかな。5点満点で4.5点。2017/04/23

てくてく

7
「親の介護と死亡がいっぺんにやってきた」と帯にある通り、父親が認知症で介護が必要、母親が癌で思っていたよりもすぐに亡くなってしまった時のばたばた騒ぎを踏まえて、どういうことを考えておくべきかを説明しており、自分の父親死亡時を思い出しつつ、参考になった。生前から親子が割と顔を合わせており、かつ息子の立場なので多少ドライに対応できるのだろうなと思いつつ、しかるべき時にはどうにかしないといけないのだろうなと思った。2023/06/10

チョビ

6
母にこの手の本を読ませて理解を促しているが、「わかんない」と言われた。それだけやることがたくさんあるのだ。さてこの本だが、子供世代だと漫画と表なのでわかりやすいが、退役世代にはどうなのだろう。何にしても入院、死亡、認知症の扱い、そして相続は、退役世代も不安なものだ。この本を読んでいると互いのコミニュケーションが第一ということがわかる。抜かったら回り道すぎで大変だぞ、現役世代!と思いました。子供にできることは「聞くこと」と「後始末」だけですね。基本は親側の身辺整理がないと始まらないですね、この手は。2017/05/15

水無月十六(ニール・フィレル)

5
いずれ必ずくる親の死や介護に関して、やっておいた方が良いことや当日の流れなどをわかりやすくまとめた本。多少古い本ではあるので、制度的には変わっているところがあるかもしれないが、大筋を掴むものとしては今でも十分役に立ちそう。まだ自分の親は70を超えてはいないが、いずれ必ず来るものとして事前に把握しておけてよかったと思う。2022/01/10

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