面白くてよくわかる!アドラー心理学―よりよく生きるための大人の教科書

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757223523
  • NDC分類 140
  • Cコード C0011

出版社内容情報

嫌われてもいい。「自分らしさ」を忘れるなと説いたアドラー心理学!

劣等感に負けない勇気!

「人の行動は過去でなく、未来に掲げる目標によって決まる」と説き、
自己の劣等感をみつめ、それを理解することにより、希望への道が開けることを明らかにしたアドラー心理学を、図解でわかりやすく解説した入門書。

1 章 アドラーの送った人生
2 章 人は目的を遂げるために生きる ?4つの基本理論?@
3 章 すべての悩みは対人関係の中にある ?4つの基本理論?A
4 章 生き方を決める「ライフスタイル」
5 章 「劣等感」は幸福の鍵にもなる
6 章 「育てる」ことと「教える」こと
7 章 アドラー心理学のセラピーとカウンセリング

【編集者からのコメント】
アドラーの心理学の出発点には、「劣等感」があります。
そして、この「劣等感」は誰でもが、多かれ少なかれ持っているものなのです。
この厄介な難問を見て見ぬふりをしていると、過去に囚われて未来が見えなくなったり、
他者への共感を失い、孤立したり、他者に攻撃的になったりします。
往々にして、「劣等感=欠点」と考えてしまいがちですが、
そこには、その人にとって切実な鍵が隠されているのです。
アドラーは、自分を捨てることなく、未来への希望をつかむために、
「劣等感」をていないに見つめ直す必要を説きました。
是非、アドラーの心理学に触れてみてください。
そこには、あなた自身の新しい発見があるはずです。

【著者紹介】
【監修者プロフィール】

星 一郎(ほし いちろう)

日本アドラー心理学会公認心理療法士。
1941年東京生まれ。東京学芸大学卒。都立
梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員を経て、
都立中部精神保健福祉センター 勤務。そ
の後、財団法人精神医学研究所兼務研究
員、日本アドラー心理学会評議員などを歴
任し、現在、子育てボランティア団体「わい
わいギルド」代表のほか、IP心理教育研究
所所長を務める。アドラー心理学を取り入
れた子育てセラピストの第一人者。専門は
個人心理療法。著書に『アドラー博士が教
えるこのひと言で子どものやる気は育つ』
『アドラー博士が教える子どもの「考える
力」を引き出す魔法のひと言』(青春出版
社)、『<困った大人>にしない子育て20の
知恵』(金子書房)ほか多数。

内容説明

「なぜ(Why?)」ではなく、「どうしたら(How to?)」が人を育む。人は誰しも、何らかの劣等感を持っている。劣等感の克服には、「目標」が必要。「目標」の達成には、「勇気づけ」が力になる。人は認められて、自立への第一歩を踏み出す。

目次

1章 アドラーの送った人生
2章 人は目的を遂げるために生きる~4つの基本理論1
3章 すべての悩みは対人関係の中にある~4つの基本理論2
4章 生き方を決める「ライフスタイル」
5章 「劣等感」は幸福の鍵にもなる
6章 「育てる」ことと「教える」こと
7章 アドラー心理学のセラピーとカウンセリング

著者等紹介

星一郎[ホシイチロウ]
日本アドラー心理学会公認心理療法士。1941年東京生まれ。東京学芸大学卒。都立梅ヶ丘病院精神科心理主任技術員を経て、都立中部精神保健福祉センター勤務。その後、財団法人精神医学研究所兼務研究員、日本アドラー心理学会評議員などを歴任し、現在、子育てボランティア団体「わいわいギルド」代表のほか、IP心理教育研究所所長を務める。アドラー心理学を取り入れた子育てセラピストの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆか

39
「100分で名著」でアドラー心理学をやっていたので、探して読みました。面白くわかりやすかったです。子育てにもとてもためになると思いました。テレビでも言ってましたが、承認欲求が強いと、例えば、育児、介護など誰からも承認されないことは、つらくなるというのは、納得です。自分で判断し、考える子供になってほしいです。2016/03/13

かいてぃ〜

29
岸見先生の「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」は、ストーリーに引き込まれてアドラー心理学を学ぶ感じだったが、こちらは著者は違うがこの2冊を解説している感じがして、分かりやすかった。現在子育て中でもありますが、子供の自立を望むのなら、過干渉には気を付けたいですね。「教える」よりも、「出来る様にサポートする」というスタンスをより意識しないと…。それに、勇気付けが大切なのは分かるが、それをより効果的にする為の「語彙力」が絶望的に足らないのかな?と感じてしまった…。それはそれで新たな発見ていうか、課題。(泣)2017/10/18

葉月ねこ

23
アドラー心理学は、過去はひとまず置いておいて、未来を如何に変えるかに焦点を当てている。人を褒めるのは100%良いことだと思っていたけど、下手すると相手はその先ずっと誰かに依存しないと生きていけないようになったりと難しい。私も時々カウンセリングを受けるから、何故カウンセラーの先生が兄弟構成などを尋ねるのか理由が分かった。2019/09/17

Iso

19
人の行動は、過去ではなく目的で決まる。すべての悩みは対人関係の中にある。現実は一人ひとり個別のフィルターを通した、主観的な体験なぜではなく、どうしたらが人を育む。自分を振り返るため、相手を理解するため、時々思い返したい言葉が分かりやすく書かれていて、とても読みやすくて良かったです。2015/08/20

G-dark

17
わたしは特に、長女についてのエピソードに心が痛みました。スターリンによる政治支配が激化し、軍の粛正が一般市民にまで広がっていた頃、アドラーはモスクワで暮らす長女と連絡が取れなくなり、長女を見つけるため自らモスクワへ行こうと考えていた矢先、なんとアドラー自身が心臓発作で急死。その後、長女がシベリアの強制収容所で亡くなったことが分かったそうです。親にとって我が子を亡くすのは、病気、災害、事故、事件といったどれであろうと辛いものですが…なんと強制収容所とは… !どんな酷い仕打ちをされたのかと思うと辛いです。2020/05/28

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