アスペクト文庫
泣けるプロレスベストマッチ―心優しきレスラーたちの32のエピソード

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784757222724
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0175

出版社内容情報

血まみれのマットの裏には、リングに人生を賭けた男たちの涙のドラマがあった。激闘の裏に隠れた心優しきレスラーたちのエピソード。

血まみれのマットの裏には、リングに人生を賭けた男たちの涙のドラマがあった。今こそ読んで欲しい、激闘の裏に隠れた心優しきレスラーたちの35のエピソード。

内容説明

ジャイアント馬場がアンドレ・ザ・ジャイアントにプレゼントしたもの、駆け出し時代のアントニオ猪木に力道山が紹介した人物、阪神大震災直後に全日本プロレスのレスラーが見せた心意気…リングの上で流れた血や汗の分だけ、リングの下には涙がある。話題を呼んだ単行本版に新たな編集を施した、すべてのプロレスファンに贈る珠玉のヒューマンエッセイ。棚橋弘至(新日本プロレス)特別インタビューも収録。

目次

第1章 真実(水戸黄門が現れなかった日;記憶をなくした男;降りてきたキングコング ほか)
第2章 矜持(ブッチャーは忘れなかった;最強の男たちを生み出した、最強の男;うなづいた馬之助 ほか)
第3章 心(ベルリンの壁を、崩させた男;棚橋とクロネコ;1300万円の、お年玉 ほか)

著者等紹介

瑞佐富郎[ミズキサブロウ]
愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。シナリオライターとして故・田村孟氏に師事。フジテレビ『カルトQ・プロレス大会』優勝を遠因にプロレス取材等に入る。本名でのテレビ番組企画やプロ野球ものの執筆の傍ら、会場の隅でプロレス取材も敢行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

30
馬場さん、三沢さん、ジョー樋口さん。旧全日本系の心温まるエピソードが頭から離れない。特に三沢さんは「俺は儲けよりも義理を取る」と明言していた人。運営母体が何度変わってもノアのプロレスには彼の美学が根付いている。スキャンダラスなリング外の話題ではなく純粋に試合で魅せてくれる。三沢さんの背中を見て育った丸藤正道や杉浦貴のおかげだろう。新日本だと木村健悟さんが印象的。レスラーは我が強くないと上に行けないが、こういう人もいないと組織が回らない。いまだったらBUSHIと高橋裕二郎が代表格。時々は主役になって欲しい。2021/03/05

Y2K☮

30
プロレスラーのちょっといい話。独特な競争社会だから「実はいい人」とかでは片づけられない(そんなんじゃ生き残れない)。でもだからこそ感じる仲間意識や男気の信憑性。がんで急遽引退が決まった冬木さんの為に三沢さんが引退興行を企画する話は何度読んでも涙。もう二人とも故人だなあ。あと健悟さんや藤原さん、保永さんなど負けの多い職人レスラーの業界愛に共感。素晴らしい戦いをして敗れる彼らのおかげで勝者が輝く。人生も負けの連続。でもいい負け方を続ければ、いつか勝てる日も来る。最近人気の雑草レスラー、スイーツ真壁のように。2015/04/26

TT

23
いい話が多い 猪木一強→藤波・長州→三銃士の流れから味のある脇役が減りつつあったが、また少数スター制に戻りつつある。優れた脇役がいてこそ主役が輝くんだなあ2016/03/28

就寝30分前

20
再読。これを感動せずに何に感動するのか。強い男は優しいんだ。人間味溢れる男たちの優しいエピソードに涙腺が緩みます。木村健悟いいなー。プロレスに興味なくても好い話ばかりです。2015/05/29

Hammer.w

18
ふと読んでると泣いちゃう。ネコさんのエピソードなんか特に。緊張すると泣くんだなって思いました。by棚橋弘至ー本当にそう。本気でやってるから名言が生まれる。2019/02/27

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