わたしのブックストア―あたらしい「小さな本屋」のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757221635
  • NDC分類 024.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

関東圏周辺のハイセンスでユニークな本屋を、新刊書店、古書店、セレクトショップまで、徹底紹介する、本屋さんガイドブック!

街の小さな本屋がおもしろい。店主が3人もいる京の町家書店、亀が八匹&望遠鏡もある本屋、呑みながら読む古本酒場……店というより友人のような、新しくも懐かしい「小さな本屋」を全国を渡り歩いて紹介する、新感覚ブックストアガイド。又吉直樹(ピース)さん特別インタビュー、岡崎武志さん&小山力也さん(古本ツアー・イン・ジャパン)特別対談も収録。

はじめに

ありふれた石の中に宝石が混じっている
古書コンコ堂(東京・阿佐谷)

自由と平熱と本とお茶
book cafe 火星の庭 (仙台)

南口を出たら、すぐ幸福
幸福書房(東京・代々木上原)

名もなき手から誰かの手に
古書玉椿(東京・聖蹟桜ヶ丘)

<インタビュー>
ピース又吉直樹さん
「人でも学校でもない。本屋で自分の地図ができました。」

デッサンはアクション
dessin (東京・中目黒)

きょうも町家で、日替わり店番
町屋古本はんのき (京都・堀川寺之内)

地域の人も外の人も。みんなが好きな町の本屋
往来堂書店(東京・千駄木)

通りの音がスッと消えて、木の床がギッと鳴る
古書音羽館(東京・西荻窪)

<book cafe>
Brooklyn Parlor
SUNDAY ISSUE
CAT'S CRADLE
beco cafe
SEE MORE GLASS
6次元

四角い穴から、こんにちは
橙書店(熊本・玉屋通り)

4人はパーマネントメンバー
ガケ書房(京都・北白川)

古きもの、2つ。あたらしい店のはじまり
青聲社(東京・目白台)

小さな本屋は、交差点の一番星
山陽堂書店(東京・表参道)

スローなブックギャラリーへようこそ
ブックギャラリー ポポタ厶(東京・西池袋)

すべてはマチエールのために
古書日月堂(東京・表参道)

<対談>
岡崎武志×小山力也
古本屋は、いつだってあたらしい

そこにしかない店が、いつもそこにあること
恵文社 一乗寺店(京都・一乗寺)

だれのものでもない記憶
蟲文庫(岡山・倉敷)

雨の日にも、未知への扉を開こう
古書ビビビ(東京・下北沢)

「週に1度くらい、のぞいてみてください。」
信愛書店(東京・西荻窪)

書、酒、茶。灯りの向こうに憩いあり
コクテイル書房(東京・高円寺)

人はこうして古本屋になる
ロスパペロテス(東京・代々木上原)

日本一小さい(かもしれない)沖縄の古本屋から
市場の古本屋ウララ

【編集者からのコメント】
電子書籍ブームの台頭や書店チェーンの大型化など、私たちが本に接する環境は日々変化しています。が、その一方で、店主の個性がダイレクトに反映されたような、一風変わった「ニューウェーブ書店」もここ数年増えてきました。珍しい雑貨を併売したり、お酒も用意されていたり、ビックリするような店構えだったり……お店としてのかたちも、も新刊書店、古書店、ブックカフェの区別がつけにくいような、ユニークなタイプの本屋さんたち。本書はそんな、新しくも懐かしい匂いのする「小さな本屋」を全国を回って紹介する、あまり類例のないブックストアガイドです。お店の棚揃えを楽しむもよし、個性的な店主さんたちの話を読むもよし。本を愛するすべての人たちに自信を持ってオススメする一冊です。

【著者紹介】
北條一浩
1962年栃木県生まれ。ライター、編集者。本や古本、書店、映画などに関するミニコミ、フリーペーパーの仕事に多く関わる。メールマガジン「高円寺電子書林」編集人(http://kouenjishorin.jugem.jp/?cid=43)。著書に詩集『フラワーズ』(思潮社)、ライティング・編集に『古本検定』(朝日新聞出版)、『冬の本』(夏葉社、2012年12月刊行)などがある。

内容説明

店主が3人もいる京の町家書店。青山の一等地で、120年続く本屋の新たな試み。亀が8匹、顕微鏡もある本屋って!?呑みながら読める、極上の古本酒場。新感覚ブックストアガイド。

目次

ありふれた石の中に宝石が混じっている―古書コンコ堂(東京・阿佐ケ谷)
自由と平熱と本とお茶―book cafe 火星の庭(宮城・仙台市青葉区)
南口を出たら、すぐ幸福―幸福書房(東京・代々木上原)
名もなき手から誰かの手に―古書玉椿(東京・聖蹟桜ヶ丘)
インタビュー ピース・又吉直樹さん「人でも学校でもない。本屋で自分の地図ができました。」
デッサンはアクション―dessin(東京・中目黒)
きょうも町家で、日替わり店番―町家古本はんのき(京都・堀川寺之内)
地域の人も外の人も。みんなが好きな町の本屋―往来堂書店(東京・千駄木)
通りの音がスッと消えて、木の床がギッと鳴る―古書音羽館(東京・西荻窪)
book cafe〔ほか〕

著者等紹介

北條一浩[ホウジョウカズヒロ]
1962年栃木県生まれ。ライター、編集者。本や古本、書店、映画などに関するミニコミ、フリーペーパーの仕事に多く係わる。メールマガジン「高円寺電子書林」編集人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

129
こういう本って貴重だし、もっとたくさんの人に読んでほしいなと思ってしまう。『わたしのブックストア』では、東京を中心に全国にある本屋を28軒紹介しています。本屋といっても、ここでは大型書店はひとつもでてきません。ここで紹介されているのは、お店を営んでいる人の顔が見える「小さな本屋」なのです。新刊書店、古本屋。ブックカフェなどなど、さまざまな形態の小さな本屋がでてきます。インタビューで、ご店主さんに話を伺っている内容も、実に興味深いです。本屋をはじめたきっかけや、今に至る経緯なども知ることができて面白いです。2014/02/26

ナイスネイチャ

111
図書館本。本当に小さな本屋。個性的で出てくる店主も本が大好き何だろうなぁと。あとピース又吉さんがしれっと出てました。2019/06/15

mitei

100
この紹介された本屋に行きたいなと思った。2013/03/15

あじ

60
量販店に並んでいる「売れている本、売れていた本」より、私は「店主が好きで置いた本」を端から端まで撫でるように目で追いたい。思わず歓声を上げてしまうような本との出会いが、本書で紹介された本屋で待ち構えていると直感が過る。だから本屋の神様。お泊り道具一式を背負って、私は籠城したい。どうか願いを聞き入れて下さい。本の城、そこは店主の夢の城でもあるのです。❈又吉さんのインタビューあり。本書を新編集した文庫版がつい最近出たばかりです。2015/08/12

かおりんご

59
読み友さんの感想から。素敵な本屋さんがいっぱい!実家に帰ったときや、休日に回ってみたいです。2015/02/28

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