内容説明
大企業の重役室に収まり、会議ばかりの日々に虚しさを覚えていた「僕」は、ある日、格安の不動産物件に出会い、一目惚れ。自腹を切って、一人でハンバーガー屋を作ってしまう。会社が終わると、「僕」はハンバーガー屋のオヤジに変身。かくして、フレッシュネスバーガーが誕生するのだが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
目次
栗原ノート―ワンズダイナー千駄ヶ谷店、構想メモ
1章 フレッシュネスバーガーができるまで(それは運命の出会いだった;たった一軒の強みを生かした手作りの店 ほか)
2章 素人だからできることだってある(問題を楽しむと仕事も楽しくなる;決断の時は、いきなりやってくる ほか)
3章 僕が大切に思っていること(「強み」を生かし、「弱み」を強みに変える;仕事は真剣な遊び ほか)
著者等紹介
栗原幹雄[クリハラミキオ]
(株)フレッシュネス代表取締役社長。1951年、埼玉県川越生まれ。日本大学生産工学部建築工学科卒。74年、積水ハウス入社。78年に退社し、義兄とともに“ほっかほっか亭”の創業に参画。4年で1,000店を突破し、大企業に育て上げる。92年、“フレッシュネスバーガー”1号店を渋谷区富ヶ谷で創業。94年、“ほっかほっか亭”を退社し、95年より“フレッシュネスバーガー”の多店舗展開を開始。2011年現在、184店舗(日本、香港、シンガポール)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
22
☆☆☆★ フレッシュネスバーガーとバナナケーキが無性に食べたくなった。我が街にフレッシュネスバーガーがないのは寂しい。仕事に遊び感覚を入れるというのは共感できるし、遊び感覚を磨くには、日常のいろいろな体験や好奇心が必要だというのは言うまでもない。人を喜ばせること=仕事、これを忘れないようにしたい。2019/03/31
annie_AT
3
フレッシュネスバーガーが出来るまでと初期の運営の部分、冒険小説みたい。紆余曲折波乱万丈あったと思うんですが、よくこの分量で纏めたなぁと感じました。失敗も失敗と感じないのかな。2011/12/18
さらさら
2
思いの外おもしろかった。文章がすっきりしていて読みやすい。 フレッシュネスバーガーには年1行くか行かないかだけどなんとなく良いイメージがあって、それは作り手の戦略通りだった。 物件を見てから事業を始めたとは。 設計ができて現場監督経験あるのはかなり強み。 私は事務職しか経験がないので事業を創り出す面白さを知らないけど、そういうことかーと思った。2023/09/21
けん
2
栗原社長の熱意は感じたがフレッシュネスバーガーを食べたことがないのでいまいち感動はうすかった。 コロナが落ち着いたら一度いってみたい2021/12/24
ベランダ本棚
2
居ごこちよくて大好きなフレッシュネス。創業時のお話を知って、ますますいいなぁと思った。付箋箇所→“仕事は自分で掴むものだ。もしやりたいことがあるなら、自分の責任で掴み取る努力をしよう。〜中略〜 つまり“やらされ感”ではなくて、“やりたい感”で仕事をすることが大切だ。好きなことや関心があることを仕事にするのが一番強い。” “仕事も人生も、瞬発力が大事だ。〜中略〜 何かで心が動いたら、迷ってはいけない。まずやってみてあとで軌道修正すればいい。自分の意志で行動を選ぶことが大事なのだ。”2017/04/25
-
- 和書
- 資本蓄積と雇用・利潤率
-
- 電子書籍
- 81番地の犬 (4)