内容説明
生まれ故郷の植民星“ハーランズ・ワールド”で、200年ぶりに目覚めたタケシ・コヴァッチ。目覚めさせたのは植民星を支配するハーラン一族。彼らは、この星を揺るがす危険な動きを秘密裡に処理するため、元エンヴォイ・コーズ(特命外交部隊)のコヴァッチの力を必要としたのだが、謎の女シルヴィを助けたコヴァッチは、“ヤクザ”に追われる身となってしまう…。迫り来る敵に、コヴァッチの無慈悲な怒りが炸裂する。
著者等紹介
モーガン,リチャード[モーガン,リチャード][Morgan,Richard]
1965年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学卒業後、英語講師を経て、『オルタード・カーボン』でデビュー。フィリップ・K・ディック賞を受賞する。その後、『ブロークン・エンジェル』(邦訳、アスペクト刊)を発表。Black Manで、アーサー・C・クラーク賞を受賞し、SF作家として地歩を固める
田口俊樹[タグチトシキ]
1950年奈良市生まれ。早稲田大学英文科卒。『ミステリマガジン』で翻訳家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ノベツ
6
タケシ・コヴァッチ三部作最終巻。大金を手にし平穏に暮らしてるかと思いきや、僧侶を殺して回っているコヴァッチに困惑。読んでると色々明らかになる上、いままで回想でちらっと出てきた人たちが揃い踏みのオールスターで素晴らしい読み応え。さぁ殴り込むぜ! という所で下巻へつづく。2023/11/04
akubi@中四国読メの会参加中
5
シリーズ2を飛ばしてしまった( ̄▽ ̄;)なかなか読むのに時間がかかった。2023/05/25
對馬 正晃
4
第一作目(「オルタード・カーボン」)より衝撃度は落ちますが、SFハードボイルドの新境地ぶりは健在です!上巻はちょっと冗長でしたが、下巻で遂に!という感じなので期待が持てます☆2014/03/21
シュマゴラス
2
「家族に会いにいこうとは思わない」ややあっておれは言った。「だからおれを説得しようだなんて思わないでくれ。すべては昔の話だ」2010/08/22
外道皇帝
1
下巻にまとめて書く。2012/03/03
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