アメリカの高校生が読んでいる世界経済の教科書

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757217881
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

内容説明

リーマンショックとギリシャ危機は、なぜ起きたのか?マネー経済とグローバリズムの台頭で、世界はどう変わった?アメリカでは、高校生から世界経済の仕組みを学ぶ。世界のお金とモノの流れを知れば、日本経済の今と未来が見える。

目次

第1章 日米関係から考える世界経済(日米関係―最も身近な「世界経済」;為替取引―通貨の価値は市場で決まる;外国為替レート―日本経済の理想は円安;ブレトン・ウッズ体制―お金が自由になった瞬間)
第2章 石油から考える世界経済(オイルマネー―オイルマネーが世界経済を動かす;省エネルギーの時代―石油が武器になった!;原油価格―先物って何者?)
第3章 アジアの成長から考える世界経済(アジア通貨危機―危機がアジアを駆け巡る;ロシア危機とヘッジファンドの破たん―アジア通貨危機その後;世界の工場・中国―眠れる獅子が眼を覚ました!)
第4章 労働から考える世界経済(インド―中東とインドの密接な関係;労働者の貧困―グローバリゼーションのマイナス面;関税自由化―商品が自由に行き来できる世界;欧州連合―世界経済の理想形?)

著者等紹介

山岡道男[ヤマオカミチオ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授・研究科長。1948年、東京生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程中退。学術博士(早稲田大学)。専門は、アジア太平洋地域の国際交流論、経済学教育論

淺野忠克[アサノタダヨシ]
山村学園短期大学コミュニケーション学科専任講師。1951年、東京生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。専門は、国際経済学、経済教育論、高等教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

18
経済成長に必要な三大生産要素、労働、資本、土地。この本を読んでいたら世界は経済でつながっていることが、あらためてよくわかります。三大生産要素で今強いのは、中国、これからはインド。IT国インドはどこまで成長し続けるか今後も注目。2017/01/09

村越操

15
もはや世界との繋がりを理解せずには経済の動きは見えづらい。そんなことを実感して読んでみる。数式を使わず感覚的に理解できる読みやすい入門書でした。BRICSの経済構造も理解しやすい構成も◯。「資源国は資源頼みの経済構造になってしまい、資源価格にその国の景気が左右されることになってしまう。これをオランダ病という」「世界の景気が良くなると、石油価格が上がっていく。景気が良くなれば、エネルギーがたくさん必要と予想され、やはり上昇する」「アメリカがFF金利を上げて景気を引き締めようとすると、何かが起きています」2013/07/06

9
近年の世界経済を易しく手解きしてくれる良書。日米関係、オイルマネー、BRICs、アジア経済などの相互関係やショック・危機時の原因がわかりやすく説明されていて勉強になった。複雑なトレードオフが混在する世界事情の厳しさも痛感するが、それらについてわかる・考えることができる喜びが得られたのがなによりの収穫。本文は章ごとに独立しているようでどこから読んでもわかりやすいが、一冊通して読むと繰り返しの説明が多いのが少し気になった。反復学習ということでいいのかも。2014/10/16

ケルトリ

3
『アメリカの高校生』シリーズは非常に面白い。 手元に置いて、何度も読み返したい。2020/03/26

ぬまもん(clannnad3)

1
「世界ってこういうふうに絡んで動いているんだよ!」ということを教えてくれる本。大きな文字でわかりやすく書いてあったのでさくさく読めた。何度か読んで、近現代の世界経済の流れとそこでのキーファクターをおぼえておこうと思う。経済って面白いなあ。2011/10/18

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