内容説明
話題沸騰のベストセラーが待望の文庫化!難病でしっぽと両耳、4本の脚が壊死し、切断することになった赤毛の雑種犬・太郎。手術から10年、動物病院の院長やスタッフ、仲間の犬や猫たちに囲まれながら、わがまま気ままのマイペースで暮らす。そんな太郎をめぐる心あたたまる愛情物語。
目次
プロローグ 4本の脚を失った犬
第1章 捨て犬の太郎(幸運なめぐりあわせ;病気の前触れ…;おそいかかる原因不明の病 ほか)
第2章 新たな家族とともに(命の恩人はペットの町医者;自力で歩いて、自力でオシッコ;太郎と小森動物病院の毎日 ほか)
エピローグ あるがままの姿で
著者等紹介
佐々木ゆり[ササキユリ]
フリーランスライター。北海道生まれ。自動車ディーラー、外食企業のOLを経験後、編集プロダクションを経て雑誌ライターに。動物ものから食、医療ものまで「生」をテーマに取材・執筆
三島正[ミシマタダシ]
写真家。1964年、東京都生まれ。週刊誌の写真記者を経てフリーランスに。2002年、写真集『公僕』(メディアファクトリー)で、第7回講談社週刊現代ドキュメント写真大賞「人物フォトルポルタージュ部門賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
書の旅人
8
読友さんに倣って、今年は私も犬の本を沢山読みます。その1冊目にタローに出会えて、本当に良かったです。順々に夢に向かってことが動き出し、念願の犬や猫を家族として迎えるための準備も始まりました。病院を調べ、保険を検討し、家の何処に、どの様にして飼うかを考える中、全ての脚を失っても懸命に生きるタローや、親となった小森さん夫妻の姿は、決して忘れてはならない想いを、改めて教えてくださいました。2018/01/19
くまおくん
5
安楽死まで迫られたけどそれを乗り越えて生きているタローは格好良い。 人間の勝手で捨てられ殺されてしまう動物達に僕は一体何をしてあげられるんだろう。 殺されるという現実を知っているのに何もしないのは現実を知らないのと同じだと思います。 2013/06/03
ろき
4
高校の課題のため。小学校のときにも読んだことはあるけど、これはかなりむずかしい内容だったから驚いた。でも、可愛そう、とは思わないのは、太郎は愛されているから!2012/03/17
くまおくん
2
安楽死まで迫られたけどそれを乗り越えて生きているタローは格好良い。 人間の勝手で捨てられ殺されてしまう動物達に僕は一体何をしてあげられるんだろう。 殺されるという現実を知っているのに何もしないのは現実を知らないのと同じだと思います。 2013/06/03
九尾の猫
1
図書館で見つけた1冊。 読むより見るために借りてきた。 お気に入りはマーキング中の後ろ姿だけど、最初の見開きもいいなぁ。2014/12/15
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