内容説明
6年の不妊治療の末に45歳で子どもを授かった夫婦、わが子の誕生死を乗り越えた夫婦、妊娠4か月でパートナーを亡くしたシングルマザー…。平穏無事に妊娠、出産とはいかなかった多くの女性たちを見守ってきた産婦人科医が語る奇跡の絆の物語。
目次
第1章 わが子の生きる力を信じて―ハンディキャップを持つ子を育てる
第2章 思いがけない不安―トラブルを抱えての妊娠・出産
第3章 子どもが欲しい―不妊治療を経験して
第4章 人生の試練―悲しい出来事を乗り越えて
第5章 若くして親になる―10代の妊娠・出産
第6章 1人でもこの子を守る―シングルで妊娠・出産
第7章 家族がたくさんいる幸せ―大家族の生活
著者等紹介
鮫島浩二[サメジマコウジ]
さめじまボンディングクリニック院長。81年、東京医科大学卒業。木野婦人科副院長、中山産婦人科クリニック副院長を経て、2006年、さめじまボンディングクリニックを開設。医学博士、日本アロマセラピー学会理事、国際ボンディング協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まりちゃん
1
図書館本*息子を妊娠中に出会った「わたしがあなたを選びました」の作者:鮫島浩二先生の本。思うところがあり手に取る。様々な妊娠や出産を取り上げていて、それぞれに感じるものがあった。無事に大きな病気もせず11年もすると忘れがちだったけど、小さな命がお腹に宿ってから産むまで些細なことに不安になったり喜んだりして過ごしたなぁ…と思い出した。懐かしい…。妊娠〜出産は命がけの大仕事だけど、機会があればぜひまた経験したいと思った♡2014/10/16
ゆー
1
産んで、育てる。どんな条件でも一生懸命に向っている人はぜひ応援したくなるし、そうしている鮫島先生はステキな頼れる産科医なのだろうと想像できる。2014/01/08
まいちょろ
1
鮫島先生の本を続けて読む。出産というドラマは十人十色だなぁ。でも、産む、という決断はすごい覚悟だと改めて実感。私の子にもあと2ヶ月ちょっとで会える。無事に生まれておいで!2013/11/29
めぐこ
1
産婦人科医のとりあげた赤ちゃんとお母さんの話。2013/04/16
にいにい
1
色んな運命の下で子供を出産し、育児している方々のエピソードが紹介されていますが、タイトルの通り「絆」を支えにそれぞれ頑張っています。考え方次第で不幸も幸福に感じられることが分かります。2011/09/06