内容説明
古今亭志ん生という生粋の江戸っ子が好んだ味、風情。
目次
お父さん好みの食べもの(一番好きだったのは納豆;出ない日はなかったひと品;魚といえば一も二もなく…;志ん生特製ちらし寿司;菊正をこよなく愛した;最後の食事)
外で好んで食べたもの(締めにはお酒をかけて…;高座での居眠りと『多古久』;『みの家』の桜鍋と羽子板;たぐるのが江戸っ子)
家族の食事(お母さんの子どもへの愛情;うちの朝の定番は;お昼は簡単に;ニンニクと飴玉;晩のごはん;行事のときには;すいとんと戦争;私の得意料理)
著者等紹介
美濃部美津子[ミノベミツコ]
1924年、五代目古今亭志ん生の長女として生まれる。十代目金原亭馬生、三代目古今亭志ん朝は弟。幼少のときより母とともに家族を支え助けてきた。貯金局を経て、ニッポン放送勤務。父のマネージャーも務める。父母、弟たちを見送った後は、稀代の名人一家の最後の語り部として、積極的に活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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