志ん生の食卓

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  • サイズ B6判/ページ数 124p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757214446
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

内容説明

古今亭志ん生という生粋の江戸っ子が好んだ味、風情。

目次

お父さん好みの食べもの(一番好きだったのは納豆;出ない日はなかったひと品;魚といえば一も二もなく…;志ん生特製ちらし寿司;菊正をこよなく愛した;最後の食事)
外で好んで食べたもの(締めにはお酒をかけて…;高座での居眠りと『多古久』;『みの家』の桜鍋と羽子板;たぐるのが江戸っ子)
家族の食事(お母さんの子どもへの愛情;うちの朝の定番は;お昼は簡単に;ニンニクと飴玉;晩のごはん;行事のときには;すいとんと戦争;私の得意料理)

著者等紹介

美濃部美津子[ミノベミツコ]
1924年、五代目古今亭志ん生の長女として生まれる。十代目金原亭馬生、三代目古今亭志ん朝は弟。幼少のときより母とともに家族を支え助けてきた。貯金局を経て、ニッポン放送勤務。父のマネージャーも務める。父母、弟たちを見送った後は、稀代の名人一家の最後の語り部として、積極的に活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴリ人

28
貧乏を友とした志ん生さん宅の慎ましい食事の様子が、江戸弁とかわいいイラストで語られ楽しめた。それにしても息子の志ん朝師匠の高座が毎年沼津であったのに、いつも仕事で一度も行けなかったのが悔やまれる。2024/07/06

Humbaba

9
健康のために好きなものを直接ではなく薄めて摂取する.それは医学的には正しいとしても,幸福な生き方であるかはまた別の問題である.命をかけるほどに好きなものを,実際の味で味わうというのは,生きる意味の一つとなる人もいる.2013/03/18

sawa

4
★★★★☆ 分量としてはとっても少なくて、よくこれで一冊に纏めたなという印象。「有名人の食卓」みたいなアンソロジーの一編のよう。しかしかわいらしいイラストと相まって、内容はとっても面白い。志ん生って噺はもちろん、エピソードが非常に面白い噺家なんですよね。2011/08/26

みやちゃん

2
江戸弁が気持ち良かった。2020/07/09

jun_dm

2
父志ん生は満州慰問、母は幼い志ん朝を連れて疎開という状況での著者と馬生と妹の苦労話は、きっと辛く苦しい思い出だと推測するが、語り口を見るとどこか微笑ましくて心をひかれる。2012/11/16

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