平和に暮らす、戦争しない経済学―経済学的に平和を守る56の方法

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757213166
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0036

内容説明

戦争すると、損します。「戦争しなくてすむ生き方をしたい」と、声に出すだけでは届きそうにないので、本書では経済学的に考えてみました。戦争は、損なのか得なのか。戦争と経済は、どこで、どう関係しているのか。アメリカ、憲法、自衛隊、みんなまとめて、モリタク式経済学を通してお話しましょう。

目次

第1章 平和と経済の関係はどうなってますか?(戦争と経済は、どこでつながっている?;合理的経済人ってどんな人のこと? ほか)
第2章 戦争と経済の関係はどうなってますか?(戦争って、本当は儲かるの?;アメリカ人はなぜ兵隊になりたがる? ほか)
第3章 アメリカはなぜ戦争が好きなのですか?(アメリカはなぜ戦争が好きなの?;日本が米国債を33兆円も買った理由 ほか)
第4章 世界は本当に戦争が好きなのですか?(「国民はバカ」と思う心が戦争を始める;日本だけがめざす「格差社会」って何? ほか)
第5章 日本はいつから戦争好きになったのですか?(政府が推奨する「国民の効率的な利用法」;石油問題がいちばん深刻な国は、じつは日本 ほか)

著者等紹介

森永卓郎[モリナガタクロウ]
経済アナリスト。57年東京都生まれ。東京大学経済学部を卒業後、日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局、三井情報開発総合研究所、UFJ総合研究所を経て、獨協大学・経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やす

2
わかりやすく、言ってることに全面的に賛成できる。十年ほど前に書かれているが、今読んでみて結構あたっているなと思った。なんとか国の方向性を変えていけるような立場について、今の政治を変えてほしい。2019/05/04

ゴジラ 芹沢

2
色々著者の考えに賛同できない。多分この人に合うのは共産主義だと思う。日米安保は日本を50年守ったと考える私にはそれを結んだ岸首相を殺人者のように扱うのが気に入らないし、日本が米軍に使う予算にしても、国連への予算は今の半分くらいでいいだろと思うけど、米国へは今の倍くらい出してもメリットは計り知れないのに。集団的自衛権は行使しなくても、持っていることだけで戦争の抑止になる、国際社会はマッドマックスより酷いと考える私は、憲法を守って非武装・無抵抗とか聞いて呆れる。平和を欲するなら戦いに備えよ(戦うとは言ってない2015/07/16

星辺気楽

2
テレビでおなじみの森永さんの著作。経済的に戦争をみるのが面白かったし分かりやすかった。テレビでもこんなコメントしてほしいと思うけど、やるときっとほされるだろうな。2014/05/31

坊主丸儲け

2
貧乏人が貧乏人に金を奪われ、盗った貧乏人はその金を使ってあちこちで殺人・虐殺・強盗を行う。これが個人単位ではなく国単位で行われている。この時の金の流れが世界経済の現状。本文中に示してあったデータの現在の数字が知りたい。2010/08/11

ウィズ

0
戦争をなくしていくためには、格差をなくしていくことが大切なのだと思った。移民を受け入れるのではなく自分たちが海外に出ていく、という考え方が新発見だった。本書ではアメリカの批判が数多くなされていたが、日本がアメリカとの関係を減らし、自分たちで自国を守る、ということはそう簡単なことではないと思った。2016/09/15

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