内容説明
郵政民営化、奈良女児殺害、ホリエモン騒動、東京少女監禁、アジア反日運動、ニート増殖…宇宙最強の社会時評。
目次
くたばれNHK
ネット脳の恐怖
“人に嫌われる”修行
ホリエモンの「野望の王国」
引越し!引越し!さっさと引越し!
監禁は計画的に
花田家の一族
フォースの韓国面
ヒロポン国営化
人民は弱し官吏は強し
IT長屋と貧乏メディア
猿の悪政
著者等紹介
唐沢俊一[カラサワシュンイチ]
1958年札幌生まれ。作家・カルト物件評論家。「と学会」中心メンバー。フジテレビ『トリビアの泉』スーパーバイザーにして、日本テレビ『世界一受けたい授業』の雑学先生。各メディアですっかり“雑学王”のイメージが定着してしまったが、歴史上見過ごされがちなB級カルチャーにスポットを当て、昭和→平成文化のバイタリティをオタク的視点から復活させようというスタンスは変わらず。TBSラジオの新番組『ブジオ!』金曜日のパーソナリティも担当、予想以上の大人気を集めている
村崎百郎[ムラサキヒャクロウ]
1961年シベリア生まれ。鬼畜ライター。日夜飛び交う妄想電波と戦いながら、大事件からバカニュースまであらゆる記事を日々収集、鬼畜的立場からあらゆる方面への配慮を一切無視した、極めてタチの悪い社会・犯罪批評を繰り広げている。森園みるくの漫画原作者としても活躍中。鬼畜アイドル「きめら」ちゃんのプロデュースも続行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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澤水月
2
村崎氏どんどん真っ当に。「1秒前の自分は赤の他人。だから悪口も平気。誰に何を言われてもお前の中のお前自身の価値や意義はゆらがない、そんなの関係性の中のマボロシ…と子供たちに教えるべき」「神とかにハマる暇があったら鬼畜な自我を育てろ」「(監禁王子事件に)首輪や鎖は誰の首にもついてる。思想、信条、見栄…目に見えない鎖に繋がれた奴隷の分際でたまに目に見える鎖に繋がれた奴隷見たぐらいでギャーギャー騒ぐな」「最近のオタク文化は享受する側に心の成長を望めない…知性ある人間なら意志を持って精神の成長を目指して欲しい」2010/10/01
あきくま
0
鬼畜と名高い方の強烈な言葉に圧倒されるが、ちゃんと読むとすごく真っ当で納得のいくことを言っていることがわかる。そうでない容赦無しの言葉もあるけど。05年を振り返りながら読むのだが、今を予言しているかのような内容もあり、興味深い。読む順番を間違えちゃったよ。思った以上に社会派だった。2011/04/01