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内容説明
ＣＥＯからチーム・リーダーまで、昇進した管理職が直面する、組織、能力、スキルの「壁」を徹底的に分析し、緒戦に勝利するための実践プランを提示する画期的マネジメント論、遂に邦訳。
目次
最初の九〇日
スイッチを切り替える
謙虚に効率よく学習する
状況を診断し戦略を立てる
緒戦で勝利を目指す
上司といい関係を築く
組織をデザインする
人事を固める
ネットワークをつくる
上手にバランスをとる
全体的なサポート体制を整える
溺れるリーダーをつくらない
著者等紹介
ワトキンス，マイケル［ワトキンス，マイケル］［Ｗａｔｋｉｎｓ，Ｍｉｃｈａｅｌ］
ハーバード・ビジネススクール助教授。リーダーシップと交渉術を専門に研究する傍ら、企業外交に関する講座を受け持っている。企業経営者が他社、政府高官、マスコミその他のステークホルダーとどのように関係を築き自社を取り巻く環境を整えていくかを考える、人気の講座である。１９９６年に現職に就くまでは、ハーバード大学ケネディ行政大学院の助教授を務め、中東、韓国、バルカン半島を巡る複雑な国際外交交渉術を研究。著書に、邦訳『ビジネス交渉術―成功を導く７つの原理』（ＰＨＰ研究所）がある。同書は、交渉分野で最も優れた著作に与えられるＣＰＲ紛争解決研究所賞を２００２年に受賞した
村井章子［ムライアキコ］
上智大学文学部卒業。経済・経営、環境関係の翻訳を主に手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スミニヤシ
0
転職した直後というこの絶妙のタイミングでボスが貸してくれた。全部を実践できるとは思わないが、実に役立つエッセンスが具体的に散りばめられていた。ボスには返さずにしばらく手元に置いておきたい。というか、そう言ってくることを期待して貸してくれたんじゃなかろうか(笑) それにしてもこの日本語のタイトル、ひどい。副題をタイトルにするか、英語の「THE FIRST 90 DAYS」をタイトルにしちゃったほうが良かったんじゃないのか。こういうので人の目にとまらなくなってる本って多い気がする…。2015/01/25
Char
0
転職や転勤後の最初の９０日で成果に繋げるためのエッセンスが書かれたもの。転勤直後にこれを読むって必死やん！って感じがして、恥ずかしいからfacebookにはアップしないでおこう(笑)。 ４つの状況分析とかは結構参考になったけど、状況分析するためにはたくさんの情報を集めないといけなくて、そのためには本音のコミュニケーションが重要で、それは私の場合は「まず飲みに行く」というもの(笑)。飲んで、知って、手を打つって感じだけど、あまり計算高くいっても計算間違いするから、ある程度猪突猛進で行こうと思ってます(笑)。2013/09/15
Sugiwoggie
0
IMDでワトキンス教授の授業を受けてとても感銘を受けたので、The first 90 daysの日本語訳はないものかと思っていたら、紹介いただいたので出張にて読了。実践的で良い本です。2013/08/23
k1nishi
0
昇進した管理職は、最初の90日間で成果を出すことが重要であり、その方法をわかりやすく、詳しく説明してある。状況把握や、上司・部下との関係構築、スキルアップや社外アドバイザーとの関係など、細かい説明が良い。状況把握のところの４つの状況モデル、緒戦で勝利する方法などが非常に参考になったので、ぜひ実践したい。2013/05/06
ともや
0
とても古い本なので、流石に目新しい情報はなかったけれど、今読んでもその通りだなと感心する普遍的な内容だった。管理職になったのに、今までと同じ仕事を手放さずにやり続ける危険性についてもより強く認識する機会になった。弱みではなく強みを伸ばすこと、だけにフォーカスしてきたけれど、ステージが変わって、強みを捨てることも求められてるんだなと。確かに。バランス感覚が重要だなと思った。2025/05/31
