ラス・ヴェガスをブッつぶせ!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757210035
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

ボストンでMITの優等生として暮らしていたケヴィン・ルイス。しかし彼はラス・ヴェガスのネオンの中にもうひとつの顔をもっていた。ケヴィンはその天才的な数学の頭脳を生かし、MITの仲間たちとブラックジャックで数百万ドルを荒稼ぎしていたのだ―全米発売当初、NYタイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、Amazon.comほかのベストセラー・リストを総なめにし、英サンデー・テレグラフにも連載された第一級のエンターテインメント・ノンフィクション。

目次

百万ドル入りのダッフルバッグ―プロローグ
MITの優等生ケヴィン・ルイス―ボストン/現在
悪友たちの誘い―ボストン/1994年6月
ハイ・ローラーの華麗な生活―アトランティック・シティ/1994年6月
カード・カウンティングの天才―ボストン/1994年9月
ビッグ・プレイヤーへの道―ボストン/1994年10月
チャイナタウンの最終試験―ボストン/1994年10月
ヴェガスvsカード・カウンターの歴史―ラス・ヴェガス/現在
高度三万フィートの現金輸送―1994年11月
一晩二万ドルのチーム・プレイ―ラス・ヴェガス/1994年11月〔ほか〕

著者等紹介

メズリック,ベン[メズリック,ベン][Mezrich,Ben]
ニュージャージー州プリンストン生まれ。電気技師から医師兼法律家に転身した父をもつ。自身はこれといった将来の展望もなく1991年にハーヴァード大学を優等で卒業後、ニューヨークの投資銀行からシンガポールのテレビ局まで求職活動に励むうち、執筆業こそ天職と思いいたり、ボストンの小さなアパートメントに居を構え、テレビ番組のリサーチャー、電話セールス、漫画家、法律家の助手などで生活費を稼ぎながら6冊の小説を出版。のべ9カ国語に翻訳され、合計100万部以上が刊行された。現在はニューヨーク在住

真崎義博[マサキヨシヒロ]
1947年東京生まれ。明治大学文学部英米文学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

12
確率論を基にカジノのブラックジャックで、MITの頭脳が荒稼ぎする、そんな90年代最後の花火をノンフィクション小説に仕立てたものでした。面白かった、頭がよい人は恐い。カウンティングという技術と、確率論、それをチームで運営する手法なんかに加えて、人間関係のいざこざや縄張り、カジノの黒い部分などなど、興味深いイベントも多くあっという間に読めました。結局、知能の高さと人間性はリンクしない、そんなことを思い知らされるような顛末でもありましたが、楽しめました。2016/06/09

Mana

4
MIT(マサチューセッツ工科大学)の学生が確率論を使ってラスベガスのカジノで荒稼ぎした実話。ブラックジャックのカウンティングについて詳しく知ることができた。正確にカウントすれば確かにプレイヤーが有利になるけど、その有利性はわずか2%なので極端な掛け方をしないといけなくて、カジノに目をつけられやすい。チームプレイで監視の目をいかにかいくぐるかというサスペンス要素とチームを組むメンバーの人間模様にカジノの要素が加わって面白いエンタメ小説になってる。2019/06/09

牧神の午後

2
映画を先に見て、原作も知りたくなった。映画は勿論エンターテイメントとして爽快感のあるハッピーエンディングなのに対して、やっぱり現実はそんなに甘くない、ってのが苦い。セキュリティや生体判別に関する技術は、二十世紀末から長足の進歩を遂げているはずで、果たして本気出したカジノにカウンティングチームは(継続的に)通用するのか?というのはすごく興味がある。けど、勿論そうしたことを試す度胸もないし、なによりも能力がないのでした(笑)2013/05/27

くっきー

2
まずこれがノンフィクションってところがすごい。カジノ未経験なので専門用語やゲームのルールを理解するまではちょっと読みにくかったけど、後半になるにつれてどんどん引き込まれて読めた。ラスベガスへは一度観光で行ったことがあるので、出てくるホテルが簡単に想像できてちょっと懐かしい感じも。今はどうかわからないけど、私が行った当時はラスベガスでは21歳からしかプレイ出来なくて残念だったのを思い出しました。また行く機会があればどんなスピードでカードをカウントしていたか見てみたいな。2012/03/27

enopara

1
ブラックジャックは、最も勝率が高いゲームだが、さらにカードカウンティングという技術を用いれば勝率をアップさせて、胴元に勝てる可能性がある! しかし、カジノ側もあの手この手で阻止しようとしてくる。 MiTの学生チームが、カジノに大勝し、やがては解散せざるを得ない状況に追い込まれた実話。 実に面白かった!2015/04/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/524948
  • ご注意事項

最近チェックした商品