人間は料理をする〈上〉火と水

個数:

人間は料理をする〈上〉火と水

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 03時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757160583
  • NDC分類 596
  • Cコード C0030

出版社内容情報

キッチンは自然界への魔法の扉!

料理は人類最大の発明である。人類は料理のおかげで高度な文明を築けた。しかし今、加工食品を買い、料理をしない人が増えている。これは人類に重大な影響をもたらすのではないか?
この問題を考えるため、フードジャーナリストである著者が、料理修業に旅立つ。愉快な料理修業を通じた多くの気づき、ユニークな料理人たちとの出会い、そして深い教養に裏打ちされた文明論が満載。料理という世界の奥深さを知ることができる(巻末にレシピも掲載)。

序論――なぜ、料理か?
第一部 火――炎の創造物 (火を使う料理[バーベキュー])
第二部 水――七つのステップのレシピ(水を使う料理[煮込み料理])

【著者紹介】
1955年ニューヨーク生まれ。フードジャーナリスト。カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム科教授。共著書に『雑食動物のジレンマ』(上下・東洋経済新報社)などがある。

内容説明

人間は料理をする生き物である。料理を発明したおかげで、人類は高度な文明を築いたという説もある。しかしいまや、多くの人は料理をしないで、加工食品を買っている。これは人類の危機なのではないか?アメリカきっての食の権威マイケル・ポーランは、みずから料理修業の旅に出て、この問題を考えた。ユニークな料理人たちとの出会いや豊富なウンチクを交えて描く、料理というワンダーランド!2分冊の上巻は“火”と“水”をテーマに、バーベキューと煮込み料理に挑戦する。レシピも掲載。

目次

第1部 火―炎の創造物(ノースカロライナ州エイデン―バーベキューの聖地;マサチューセッツ州ケンブリッジ―火の使用と料理の発明;ちょっと一息―豚から見れば;ノースカロライナ州ローリー―ピットマスター・エド;ノースカロライナ州ウィルソン―バーベキュー職人修業;ニューヨーク マンハッタン―バーベキュー巡回興行;カリフォルニア州バークレー―前庭で燃える火;終わりに―スペインアシュペ村)
第2部 水―七つのステップのレシピ(ステップ1―玉ネギをみじん切りにする;ステップ2―玉ネギとその他の香味野菜を炒める;ステップ3―肉に塩をまぶし、焦げ色をつける;ステップ4―すべての材料を鍋に入れ、蓋をする;ステップ5―材料を入れた鍋に液体を注ぎ入れる;ステップ6―とろ火で長時間、沸騰させないように煮込む;ステップ7―オーブンから鍋をとりだす、必要に応じて脂をすくい取り、液体を減らす、テーブルに運んで取りわける)

著者等紹介

ポーラン,マイケル[ポーラン,マイケル] [Pollan,Michael]
1955年ニューヨーク生まれ。ジャーナリスト。カリフオルニア大学バークレー校ジャーナリズム科教授。食、農、ガーデニングなど、人間と自然が交わる世界を書き続けている。オックスフォード大学とコロンビア大学に学ぶ。『ニューヨークタイムズマガジン』常連寄稿者。2009年『ニューズウィーク』誌「New Thought Leaders」トップ10に選出、2010年『タイム』誌「世界で最も影響力のある100人」に選出

野中香方子[ノナカキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

51
料理という行為が人間に及ぼす作用を考察する好著の上巻。行動的な著者のわくわくが伝わってきて読んでいて楽しい気分になります。クラックリングと呼ばれるパリパリの皮をまぶした本物のBBQをぜひ食べてみたくなりました。「愛する人のために、おいしくて栄養のあるものを用意することほど、利己的でなく、暖かで、有益な時間の過ごし方があるだろうか」この一文が胸にグッときました。2015/05/17

Kouro-hou

21
料理をする事で人間は進化したのだ!をテーマに、火水風土の調理法と実体験を語る本。著者はフードジャーナリストで科学読み物としても楽しめる。上巻は火のBBQ、水の煮物を通して、BBQからみる聖職者としてのかつての調理者、消化を調理で代行する事によって活動時間を増やして進化した人類、調理を営利の外注業者に任せる事になって不健康な食事が増えていく現代、生産より加工の方が儲かるので業者的には調理しないで出来物食べて欲しい事情などが暗い気持ちになりながら読めます。巻末レシピも美味しそうだけど、調理時間は半日クラス。2016/11/23

はなよ

12
この本を読んでるとお腹が空いてくるし、料理をしたくなる。バーベキュー職人修行編がちょっと冗長なのが難点か。2022/03/19

SGM

12
料理研究体験記といった感じだろうか。上巻では火と水に焦点をあてる。火と料理が消化吸収の効率化や食事にかける時間を短縮化し人類の進化に寄与した「料理仮説」や料理のプロセスに関与しなくなったことでの野蛮化論、料理離れによる第二の食行動による不健康化など非常に思索になるトピックが充実していた。食品産業などに料理を代行化することで時間を産出し効率化を図ってきたように思えるが、その実はただの横着であり人間としての生き方を毀損しているのかもしれないと感じた。終盤の電子レンジ食の実践体験記は非常に考えさせられた。2020/10/23

たまきら

11
くっそ~面白すぎる。2016/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7915298
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。