出版社内容情報
キッチンは自然界への魔法の扉!
料理は人類最大の発明である。人類は料理のおかげで高度な文明を築けた。しかし今、加工食品を買い、料理をしない人が増えている。これは人類に重大な影響をもたらすのではないか?
この問題を考えるため、フードジャーナリストである著者が、料理修業に旅立つ。愉快な料理修業を通じた多くの気づき、ユニークな料理人たちとの出会い、そして深い教養に裏打ちされた文明論が満載。料理という世界の奥深さを知ることができる(巻末にレシピも掲載)。
序論――なぜ、料理か?
第一部 火――炎の創造物 (火を使う料理[バーベキュー])
第二部 水――七つのステップのレシピ(水を使う料理[煮込み料理])
【著者紹介】
1955年ニューヨーク生まれ。フードジャーナリスト。カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム科教授。共著書に『雑食動物のジレンマ』(上下・東洋経済新報社)などがある。
内容説明
人間は料理をする生き物である。料理を発明したおかげで、人類は高度な文明を築いたという説もある。しかしいまや、多くの人は料理をしないで、加工食品を買っている。これは人類の危機なのではないか?アメリカきっての食の権威マイケル・ポーランは、みずから料理修業の旅に出て、この問題を考えた。ユニークな料理人たちとの出会いや豊富なウンチクを交えて描く、料理というワンダーランド!2分冊の上巻は“火”と“水”をテーマに、バーベキューと煮込み料理に挑戦する。レシピも掲載。
目次
第1部 火―炎の創造物(ノースカロライナ州エイデン―バーベキューの聖地;マサチューセッツ州ケンブリッジ―火の使用と料理の発明;ちょっと一息―豚から見れば;ノースカロライナ州ローリー―ピットマスター・エド;ノースカロライナ州ウィルソン―バーベキュー職人修業;ニューヨーク マンハッタン―バーベキュー巡回興行;カリフォルニア州バークレー―前庭で燃える火;終わりに―スペインアシュペ村)
第2部 水―七つのステップのレシピ(ステップ1―玉ネギをみじん切りにする;ステップ2―玉ネギとその他の香味野菜を炒める;ステップ3―肉に塩をまぶし、焦げ色をつける;ステップ4―すべての材料を鍋に入れ、蓋をする;ステップ5―材料を入れた鍋に液体を注ぎ入れる;ステップ6―とろ火で長時間、沸騰させないように煮込む;ステップ7―オーブンから鍋をとりだす、必要に応じて脂をすくい取り、液体を減らす、テーブルに運んで取りわける)
著者等紹介
ポーラン,マイケル[ポーラン,マイケル] [Pollan,Michael]
1955年ニューヨーク生まれ。ジャーナリスト。カリフオルニア大学バークレー校ジャーナリズム科教授。食、農、ガーデニングなど、人間と自然が交わる世界を書き続けている。オックスフォード大学とコロンビア大学に学ぶ。『ニューヨークタイムズマガジン』常連寄稿者。2009年『ニューズウィーク』誌「New Thought Leaders」トップ10に選出、2010年『タイム』誌「世界で最も影響力のある100人」に選出
野中香方子[ノナカキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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