46年目の光―視力を取り戻した男の奇跡の人生

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  • サイズ B6判/ページ数 460p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757150607
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

マイク・メイはいつも体当たりで生きてきた。3歳で視力を失った後も、障害者スキーの世界選手権で金メダルを獲得し、発明家・実業家として成功を収め、幸せに暮らしてきた。目が見えるようになりたいと思ったことは一度もなかった。そんなメイに、驚くべきニュースがもたらされる。幹細胞移植という手術を受ければ「視力を取り戻せるかもしれない」というのだ。しかし手術には、数々のリスクがともなう。命が脅かされるかもしれない。想像を絶する結果が待っているかもしれない。この手術を受けるべきなのか──。

サスペンス、勇気、ロマンス、人間の視覚と脳のミステリーを見事に描き出した感動の実話。「見る」とはどういうことなのか、本当に「生きる」とはどういうことなのかを確かめようと決意した一人の男の半生がここにある。

内容説明

マイク・メイはいつも体当たりで生きてきた。3歳で視力を失った後も、実業家として成功し、温かな家族に恵まれ、幸せな暮らしを送ってきた。そんなメイに、46歳のとき、驚くべきニュースがもたらされる。幹細胞移植という目の手術を受ければ、「視力を取り戻せるかもしれない」というのだ。しかし手術には、数々のリスクがともなう。命が脅かされるかもしれない。想像を絶する結果が待っているかもしれない。この手術を受けるべきなのか―。人間の視覚と脳のミステリーを見事に描き出した感動の実話。「見る」とはどういうことなのか、本当に「生きる」とはどういうことなのかを確かめようと決意した一人の男の半生がここにある。

目次

人生になんの不足もなかった
子供時代
成功の可能性は五分五分
体当たりで生きてきた
やめておくべき理由はたくさんある
運命の出会い
プラスの箱とマイナスの箱
光が見える!
息子のそばかす
視力は、想像したよりずっとすごいものだった
どうしてうまく見えないんだ?
認識の重労働
猫の脳とピカソの目
「見る」ことの仕組みを科学する
ニューロンは戻ってこない
道はかならず開ける
奇跡

著者等紹介

カーソン,ロバート[カーソン,ロバート][Kurson,Robert]
ウィスコンシン大学卒業後、ハーバード・ロースクールで法学を学ぶ。「シカゴ・サンタイムズ」「シカゴ」の記者をへて現在は「エスクァイア」で記者・編集者として活躍するほか、「ローリングストーン」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」にも寄稿。「エスクァイア」誌の記事は、2006年の「全米雑誌賞」を受賞。シカゴ在住

池村千秋[イケムラチアキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オカピー

7
マイク・メイの4か条。1.冒険する。2.好奇心を大切にする。3.転んだり、道に迷ったりすることを恐れない。4.道は必ず開ける。理想論ではなく、3歳の時、事故で失明し、46年後前例のほとんどない手術を受け、成功するかしないか分からないけれど、果敢にチャレンジしたマイク・メイの生き様の実話です。勇気を沢山いただきました。普通の視力があり、世界が見えることに感謝です。2023/08/22

魔魔男爵

6
本書の主人公は3歳で失明したがバイタリティ溢れる男。障害者五輪で金メダル取ったが、サラエボ五輪に乱入し健常者用のスキーコースを滑ってしまうエピソードが痛快!障害は不幸ではありません、不便なだけだと、日本の有名な障害者も言っていたが、本書の主人公の行動や言葉は、それを上回る痛快な行動と思索があって、一流のエンタメ小説としても読めます。自身が障害者でも、障害を利用して利益獲得を目論む浅ましい奴等は批判しているのも痛快。主人公の人生を使い古された感動のパターンに押し込もうとするマスゴミ批判もあるのもグッジョブ!2012/04/29

ケン五

6
視力がないのに、全力で走るスーパーヒーロー。初めはそんな話かなと思っていた。確かにマイクはスーパーだった。何よりもその前向きな意思はすごい。でも視力を取り戻してからは、もう少しサイエンスちっくな内容になり、脳の不思議さを考えさせられた。主人公のマイクが今も現在進行形で視力について冒険しているのかと思うと、前向き人間の適応力は素晴らしいと思う。2010/07/22

hana87

5
すごい勇気と冒険の物語だった。視力を取り戻した時の喜び、戸惑いが、まるで体験しているかのように伝わった。レーシックでさえ怖いのに…、

ちーたん

4
途中飽きちゃったところもあったけど、実話なのに物語のように、夢中になって読んだ。目が見えるというシステムはとても複雑で、自分の目と脳に感謝した。目が見えるうちにいろいろなものを見、矛盾しているけれども、見えなくなっても生活ができるように、目をつぶって何ができるか、食べたらどう感じるか、感覚を持って出来ることが増えてくるのではないかと思う。2018/09/19

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