人文知の復興<br> ふたつのドイツ国鉄―東西分断と長い戦後の物語

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人文知の復興
ふたつのドイツ国鉄―東西分断と長い戦後の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757143586
  • NDC分類 686.234
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ある戦後史・ある経済体制論
その美しい車輛と車窓から見える風光明媚な風景で人気のドイツ鉄道。ドイツの人々の生活と経済を支えてきた旧ドイツ国鉄は、戦後東西ドイツ分断の時代、DB(西ドイツ国鉄)とDR(東ドイツ国鉄)に分かれ、別の発展の道を歩む。そこには近代技術を担った大組織の苦悩と鉄道に関わる人々の人生があった──。1945年から1990年までの旧東西ドイツを舞台に、当時の史料からいま明らかにされる、もうひとつの戦後ドイツ史。

内容説明

ナチス・ドイツ後の分断国家に、鉄路は残された。冷戦下、歴史の荒波のなかで近代技術を担い、それぞれの道を歩んだふたつの大組織の変遷と、鉄道に人生をかけた人々のドラマをもとに克明に描く、もうひとつの戦後ドイツ史。

目次

はじめに―「あちら」と「こちら」の鉄道
第1章 占領下のドイツ・ライヒスバーン(1940年代後半)
第2章 ライヒスバーンの東西分断―西ドイツ・ブンデスバーンと東ドイツ・ライヒスバーンの誕生(1940年代末~50年代)
第3章 一九五〇年代・ベルリン・Sバーン
第4章 「ベルリンの壁」その後(1960年代~70年代初頭)
第5章 ドイツ・ライヒスバーンの遺児―東西ドイツ国鉄の人びと
第6章 明日は突然ならず(1980年代)
おわりに―「あちら」も「こちらも」…

著者等紹介

〓澤歩[バンザワアユム]
大阪大学大学院経済学研究科教授。1966年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程中退、在ベルリン日本国総領事館(当時)専門調査員などを経て現職。専門は近現代ドイツ経済史・経営史。博士(経済学)。著書に『ドイツ工業化における鉄道業』(有斐閣、第50回日経・経済図書文化賞)、『鉄道人とナチス』(国書刊行会、第44回交通図書賞、第20回鉄道史学会・住田奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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六点

83
著者は阪大教授で近現代ドイツ経済史・経営史が専門である。ワイマール時代に「ライヒスバーン(国家鉄道・DR)」として統一されていたドイツの鉄道であった。が、戦後、東が「DR」と名を受け継ぎ、西が「連邦鉄道(DB)」と別れた。それぞれに戦後の苦難と、国家に対する距離の取り方に由来する種々。そして東ドイツの滅亡とDBの累積赤字による民営化ついでに再統合と、一つの家に帰るまでの「ふたつのドイツ国鉄」の伝記である。DRとDB、それぞれの失敗は、ドイツだけの失敗では無いという見解は読者に深い思弁を齎すと言えよう。2022/07/09

Tenouji

16
戦火と国家の対立の間のドイツ国鉄の語る稀有な書。ナチスの負の歴史、とはいえ自動車や飛行機と比較すると少し時代遅れで優先順位の低かった鉄道技術と会社の歴史は、政治犯ではなく、曖昧な民衆レベルでの歴史が垣間見れて面白かった。ヨーロッパには常に統一の理想と現実の夢物語が潜むね。しかし、壁が出来る前の東ドイツの状況って、どこか日本の今の状況と似ていないかな?2021/06/04

都人

5
年金生活に入ってから、三回ドイツを訪れた。ベルリンに二回、ミュンヘンに一回。延べ一ヶ月程滞在した。何れの時も鉄道会社系のホテルに滞在したため、ホテル滞在期間中の市内の公共交通機関無料のパスをもらった。おかげで、sバーン、uバーン、バス、路面電車を乗りまくった。懐かしい駅名が一杯出てきた。 この本は、ドイツ鉄道への興味を持たない人にとっては、大変読みずらい。写真や路線図を掲載するなどの工夫を著者は考え無かったのかな。消費者の事を考えない、旧東ドイツの商品のようだ。2021/08/27

古本虫がさまよう

5
大学の先生の本で、硬派出版社のNTT出版の本だ。参考文献も多々あって「註釈」も沢山ある。でも読み物風になっていて学術書という雰囲気はゼロ。冒頭の書き出しが、開高健氏の『夏の闇』 からの引用で始まる。この出だしがいいね。 スターリンに収奪される東独の国鉄、普通に復旧する西独の国鉄……。その異なる歩みが、戦後ドイツ史の中でどう展開していったか……。そのあたりが詳述されている。あまりよく知らない両独の国鉄の歴史……。興味深く読めた。2021/06/25

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