内容説明
“人々はなにに怒り、なにを恐れているのか!?”トランプ現象、Brexitから、イスラーム国まで全世界を席巻する「反動思想」の源泉に迫る。
目次
はじめに 難破する精神
第1部 反動の思想家たち(フランツ・ローゼンツヴァィク―宗教を求める戦い;エリック・フェーゲリン―内なる世界の終わり;レオ・シュトラウス―アテネとシカゴ)
第2部 反動思想の潮流(ルターからウォルマートへ―「選択しなかった道」という誘惑;毛沢東から聖パウロへ―あるフランス左翼の転向)
第3部 反動による出来事(シャルリー・エブド襲撃事件の余白に―パリ、二〇一五年一月)
おわりに 騎士道精神とカリフ制
著者等紹介
リラ,マーク[リラ,マーク] [Lilla,Mark]
コロンビア大学教授。1956年、ミシガン州デトロイト生まれ。ネオコン系の『パブリック・インタレスト』誌、元編集委員。専門は政治哲学、政治神学。哲学あるいは宗教と政治権力の行使の関係を大きなテーマとして研究している
会田弘継[アイダヒロツグ]
ジャーナリスト、青山学院大学教授。1951年、埼玉県生まれ。共同通信社ジュネーヴ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを経て、現職。アメリカと日本の保守思想や反動思想を大きなテーマとしている
山本久美子[ヤマモトクミコ]
翻訳家。1960年生まれ。ロンドン大学アジアアフリカ研究院博士課程修了(PhD)、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論コース)博士課程中退。東京大学特任准教授を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ankowakoshian11
バルジ