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内容説明
多様化するキャラクター受容の現在。現代の日本のキャラクター論は大まかに二つの方向性に分けられるだろう。ひとつは、個々のキャラクターの歴史的系譜や人気の背景などを分析したキャラクター文化論。もうひとつが、キャラクターの商品としての流通形態やメディアでの展開、さらには政府のコンテンツ政策などに注目したキャラクター産業論。本書は前者、キャラクター文化論の立場からみるものである。
目次
第1章 キャラクターとは何か(リアリズムの系譜;データベースとしてのキャラクター ほか)
第2章 キミとセカイとの戦いでは、セカイを支援せよ!―セカイ系とキャラクター(セカイ系とは何か;セカイ系と「親密圏」 ほか)
第3章 インターフェイスとしてのキャラクター―オタク文化とヤンキー文化(ヤンキー文化とは何か;ヤンキーマンガを概観する ほか)
第4章 現在のキャラクターたち(聖地巡礼―キャラクターをめぐる想像力;最萌トーナメント―ネタ投票の変遷 ほか)
おわりに(コンテンツ政策としてのメディア芸術祭;キャラクターとコミュニケーション)
著者等紹介
暮沢剛巳[クレサワタケミ]
1966年生まれ。東京工科大学デザイン学部准教授。美術評論家。専門は美術、文化批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



