出版社内容情報
日本の若者の雇用に、いま何が起こっているのか?アメリカ人研究者が「場」の喪失が日本社会に与えた衝撃的事実に迫る。
内容説明
ニート、フリーター、ひきこもり、ワーキングプア…。「場」の喪失が日本の若者にもたらした衝撃の事実に迫るロストジェネレーション論の到達点。
目次
第1章 ロストジェネレーションの誕生―「場」が消えて、格差が生まれた
第2章 若者を仕事の世界に送り込むメカニズム
第3章 「場」が重要な社会、「場」が崩壊した世代
第4章 高校と企業の「実績関係」に起きた変化
第5章 ニート・フリーターはどこから生まれる?
第6章 モバイル型ワーカーの生きる道
第7章 ロストジェネレーションとポスト・ロストジェネレーションの可能性
著者等紹介
ブリントン,メアリー・C.[ブリントン,メアリーC.][Brinton,Mary C.]
ハーバード大学ライシャワー日本研究所教授。専攻は社会学。シカゴ大学、コーネル大学を経て、2003年より現職。主な研究テーマは、ジェンダーの不平等、労働市場、教育、日本社会など。日本研究歴は三〇年以上。1990年代に日本に長期間滞在し、神奈川県の高校、職業安定所などで丹念な聞き取り調査を行い、日本の経済状況の変化が若者の雇用環境にもたらした影響を研究
玄田有史[ゲンダユウジ]
東京大学社会科学研究所教授。専攻は労働経済学。著書に『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、サントリー学芸賞)、『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、エコノミスト賞)ほか多数
池村千秋[イケムラチアキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
きくまる
メルセ・ひすい
かーんたや
ばぶでん