内容説明
理性尊重の啓蒙主義の時代に、自由の理念の下でイギリスからの独立を勝ち取り、13州からなる連邦共和国の発展の基礎を築くまでの、ワシントン、ジェファソン、フランクリンたちの活躍を描く。
目次
第1章 「自由と平等」、その原点―独立宣言と建国の理念
第2章 新天地開拓の苦闘―アメリカ植民地とイギリス本国
第3章 「真のアメリカ」探しとワシントンの登場
第4章 ワシントン将軍のリーダーシップ―独立を勝ち取る
第5章 老獪なヨーロッパ大国との駆け引き―革命外交とフランクリンの活躍
第6章 アメリカの一体性をいかにつくるか―フィラデルフィア会議
第7章 理性への信頼と「幸福の追求」―アメリカ共和国の出発
第8章 権力と自由の緊張関係―ワシントン政府の試練
第9章 ワシントンの遺産と今日的課題
著者等紹介
本間長世[ホンマナガヨ]
1929年生まれ。1954年東京大学教養学部教養学科卒業後、米国アマースト大学およびコロンビア大学に学ぶ(アメリカ思想史)。東京大学教養学部教授、同学部長、東京女子大学教授を経て、1995年から2003年まで成城学園学園長(2001年より同理事長を兼務)を務める。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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