出版社内容情報
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
内容説明
あまり知られていなかった生い立ちや、主要著書の読解、近年の活動を通じて、その思想の本質に迫る。
目次
第1章 誰も知らなかったボードリヤール―生い立ちと思想形成
第2章 モノから始まる冒険―五月革命と『物の体系』
第3章 記号化する人間―『消費社会の神話と構造』
第4章 象徴交換とシミュレーション―『象徴交換と死』『シミュラークルとシミュレーション』
第5章 ポストモダンと人生の曲がり角―ポストモダンの時代と『アメリカ』…
第6章 「歴史の終わり」から9・11へ―『透きとおった悪』『不可能な交換』『パワー・インフェルノ』…
終章 もうひとりのボードリヤール―光と影、現代アートの体験、日本とのかかわり
著者等紹介
塚原史[ツカハラフミ]
1949年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、京都大学大学院文学研究科(フランス文学専攻)修士課程修了、パリ第三大学博士課程中退。早稲田大学法学部教授。専攻、ダダ・シュルレアリスム研究、表象文化論
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