非戦論

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非戦論

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757140837
  • NDC分類 190.4
  • Cコード C0095

内容説明

内村鑑三とカール・バルト。キリスト者でありながらキリスト教を最も厳しく批判した二人の思想を継承し、聖書の終末論を徹底して読み解き、西欧近代主義、宗教原理主義を超えた21世紀の「非戦論」構築に挑む、俊英の根源的思索。

目次

第1章 「平和」論の虚妄
第2章 非戦論の源流
第3章 天然論
第4章 家郷論
第5章 「戦争神学」に抗して
第6章 平和という約束の地

著者等紹介

富岡幸一郎[トミオカコウイチロウ]
1957年東京生まれ。中央大学仏文科卒業。在学中の79年(21歳)「意識の暗室―埴谷雄高と三島由紀夫」で、『群像』新人賞評論優秀作を受賞。文芸評論家。関東学院大学文学部比較文化学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

軍縮地球市民shinshin

9
著者は文芸評論家、関東学院大学教授でクリスチャンである。本書は、戦後日本の左派が主導した「戦いのない状態=平和」という状態という消極的平和論を批判し、守るべきもの(家郷や神の絶対性)を守らなければ平和であるとはいえないという「積極的平和論」を推進している。その分析手段として内村鑑三とカール・バルトを用いている、という感じ。西部邁の門下なので、イラク戦争を「侵略」と断じている。思想の本なので結構読むのに時間がかかった。2017/05/08

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