NTT出版ライブラリーレゾナント
身体(からだ)にきく哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 199,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757140745
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C0010

内容説明

哲学史を覆す「最先端デジタル社会」の考察から、思想の新しいあり方・「元気の出る哲学」の提言まで。

目次

第1章 バイオメトリックス認証と身体―私と身体をめぐる新たな問題(デカルト的身体疎外と電脳的身体疎外;「物質としての身体」が“私”を置き去りにする ほか)
第2章 身体の哲学史(プラトン、アリストテレスの身体観;近世主体主義の確立とその問題 ほか)
第3章 プライベートとパブリックの喪失(ユビキタス時代のプライバシー;デジタル世界特有の三つのあり方 ほか)
第4章 “テクノロジーと速度”をめぐる時熟―巡礼の旅とデジタルカメラ(あえてスローである;サンチャゴ・デ・コンポステラへの道 ほか)
第5章 身体にきく哲学(哲学・思想は身体に支えられている;思想の若さとは何か ほか)

著者等紹介

黒崎政男[クロサキマサオ]
1954年仙台生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院哲学専攻博士課程修了。東京女子大学文理学部哲学科教授。専門は、カント哲学、人口知能・電子メディア論。クラシックカメラをはじめアンティークの収集家でもある。「サイエンスZERO」(NHK教育)のレギュラーコメンテーターもつとめる
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