出版社内容情報
前作『WORK DESIGN:行動経済学でジェンダー格差を克服する』で注目を浴びた、
ハーバード大学「女性と公共政策プログラム」共同所長、イリス・ボネット最新作。
「公平な職場」をつくるのに、意識改革だけでは足りない。
必要なのは、仕事の「仕組み」を変えることだ!
採用、評価、昇進、仕事の任せ方、会議での発言。職場では日々、さまざまな意思決定が行われている。しかし、そこに無意識のバイアスや不公平が入り込んでいるとしたら、どうすればよいだろうか。
本書が提案するのは、個人の意識を変えようとするのではなく、データと行動科学の知見を使って、誰もが力を発揮できるように「職場」や「組織」の仕組みをデザインするというアプローチである。
・データをどう集め、どう見せれば行動が変わるのか?
・目標やインセンティブはどう設計すべきか?
・求人広告や書類選考、面接、業績評価に潜むバイアスをどう減らすのか?
・リモートワークや育児休暇をはじめとする柔軟な働き方をどう設計するのか?
・公平性を組織文化の「当たり前」にするには何が必要なのか?
ハーバード大学の行動経済学者とジェンダー平等の専門家が、世界各地の企業や組織における研究・実践例をもとに、職場の公平性を「理念」で終わらせず、測定し、改善できる仕組みへと変えるための方法を解き明かす。
人事・ダイバーシティ担当者だけでなく、経営者、管理職、チームリーダー、そしてより良い職場をつくりたいすべての人に向けた、データと行動デザインによる組織変革の実践書。
【目次】
第1章暴くべき俗説
第Ⅰ部変化を生みだす―行動のきっかけをつくる
第2章変化の原動力としてのデータ
第3章望ましい行動を促す目標
第4章成果をもたらすインセンティブ
第5章説明責任のための透明性
第Ⅱ部定着させる―人材を見つけて育成する
第6章人材を幅広く確保する
第7章書類選考の正確性を期す
第8章職務に最適な人材を採用する
第9章すべての人に機能するキャリアアップの仕組み
第Ⅲ部当たり前にする―公正性を組み込む
第10章公平な環境を実現するための勤務形態
第11章 平等な機会を生み出す規範づくり
第12章 個人が活躍できる文化を育む
おわりに より良い未来への変化
謝辞
解説 公平性をデータの力で「仕組み」化する―日本企業は何を学べるか? 大湾秀雄
注



