出版社内容情報
パブリックスピーキングで人を動かすための秘密を徹底解説。どのようにプレゼンやスピーチをすればよいのかわからない初心者から、説得力あるプレゼンを目指すリーダーまで、人前で話す機会のあるすべての人必携の書。
目次
第1章 なぜ、パブリックスピーキングなのか?(パブリックスピーキングとは何か?;なぜ、学長の講話はあんなに眠くなるのか? ほか)
第2章 パブリックスピーキングのシナリオ(「何を話すか」を決める2つの質問;する男、させる女 ほか)
第3章 パブリックスピーキングの演出(戦う前に勝つための演出;ジョブズの演出効果は数百億円以上 ほか)
第4章 パブリックスピーキングの演技(セルフイメージ;身体 ほか)
第5章 実践パブリックスピーキング(初めてのパブリックスピーキングを成功させる!;まずはシナリオ! ほか)
著者等紹介
蔭山洋介[カゲヤマヨウスケ]
スピーチライター、パブリックスピーキング・コーチ、舞台演出家、スピーチ評論家。1980年兵庫県生まれ。元文学座演出家故荒川哲夫に師事。大学在籍中、音響物理学、音声学、心理学、脳科学を学び、大学院より米イリノイ大学へ派遣留学、Speech and Hearing Scienceと演劇を学ぶ。現在、パブリックスピーキング(講演、スピーチ、プレゼン)を裏から支えるブレインとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Salsaru
7
スピーチの組立かたから、発声、会場、練習など、実践的でよかった。スクリプト作りは、話し手とのコミュニケーションに尽きる。2017/01/04
とろりんとう
5
お気に入り方が読んだ本の同一著者の異なる本。パブリックスピーキングはスピーチ、演説、プレゼンテーションにおける共通の技術。話し手と聴き手の感情や情報の共有が重要で、一方的な話し方はNG。日本はハイコンテクスト社会であったが、縁が疎遠となり、外国人が増えていく中で、ローコンテクスト社会化しており、パブリックスピーキングが必要となる。説明が分かる/分からない、思いが伝わる/伝わらないではなく、フォロワーの動きが大切。後半は上手なパブリックスピーキングの作り方が中心で、実践には回数を重ねないと難しい。2024/07/24
かずさん
4
どんなレベルであれ、日頃、人前で話す機会のある人にとっては、とても参考になるに違いない本。シナリオの組み立て方から、演出するにあたっての些細なコツまで、プレゼンのスキルが一冊に凝縮されています。優れたプレゼンを実際に真似してみるところから実践していきたいと思います。2015/04/10
akarick777
3
とても内容の濃い本だった。人前で話すことは、その人のこれまでの生き方や人柄、全てが現れるのだと感じた。中に掲載されているオバマやタモリの有名なスピーチは、シナリオだけでも感動するが、声や立ち居振る舞いなどと合わさることで、文字通り心が震える体験をすることができる。それがなぜなのかを論理的に教えてもらえて、とても参考になった。2019/02/18
パンジャビ
3
必要に迫られて読んだけど、良本。日本語で、日本人に向けたパブリックスピーキングの本っていうのがいい。英語で書かれたものには、オバマさんのテクニックを小手先で使ってスベった鳩山さんの話は出てこないからの…実に示唆に富んでる。この本片手に練習あるのみだな。2017/09/16