NTT出版ライブラリーレゾナント
環境と経済の文明史

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757122604
  • NDC分類 519
  • Cコード C0030

内容説明

人はなぜ環境を破壊してきたのか。豊かさを求める人間と自然の両立は可能か。歴史上の豊富な事例と経済学の発想によって複雑に絡み合う環境問題の本質をとらえる。

目次

序章 環境問題にどうアプローチするか
第1章 農耕と人間
第2章 技術と環境
第3章 消えるアラル海
第4章 化石燃料革命
第5章 日本文明と環境
第6章 貧困と豊かさの環境問題
第7章 終末の資本主義、幻想の共産主義
第8章 持続的な資源利用をめざして
終章 成熟した社会のスタイル

著者等紹介

細田衛士[ホソダエイジ]
1953年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単取得退学。博士(経済学)。現在、慶應義塾大学経済学部教授。専門は環境経済学、理論経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アナクマ

4
(p.244)代替不可能な自然資源ストックに関してはその減耗を補える範囲で、代替可能な自然資源に関してはそれと代替可能な人工資源ストックとの総量の減耗を補える範囲で利用するのが持続的なやり方である。2017/01/19

taming_sfc

1
2010年の細田衛士先生による著書。環境経済学の先生だが、文明史的に環境問題について広く扱う。大変ためになる一冊。個人的には、体制と環境についての第7章における先生の慧眼に感服せざるを得ない。高度な内容を分かりやすい書籍にまとめる能力を、ぼくも養成しなくちゃである。2010/07/22

h1r04

0
公共財(大気、海etc.)の市場価値化によって自然を消費している事を意識させる2017/10/22

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