内容説明
公会計は政府の意思決定の正当性を保障する。国家と国民のコミュニケーション言語「公会計」を通じて、民主主義を再構築する理論とツールを提示。
目次
序章 本書の立脚する視点
第1章 国家の意思決定構造
第2章 公会計とは何か
第3章 公会計の勘定体系
第4章 公会計の重要論点
第5章 公会計の基礎概念
第6章 公会計制度改革の現状
第7章 国ナビ:国家財政ナビゲーション・システム
第8章 公会計の未来
付録(公会計に固有の会計処理方法;財務諸表の雛型;主な資産・負債項目)
著者等紹介
桜内文城[サクラウチフミキ]
1965年愛媛県生まれ。1988年、東京大学法学部卒業、大蔵省(現財務省)入省。財政、国際通貨などを中心とした政策形成に携わる。ハーバード大学公共政策学修士、マレーシア国立マラヤ大学公共政策学博士。2002年、新潟大学経済学部助教授に就任。2003年、日本公認会計士協会より公表された『公会計概念フレームワーク』を起草
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