内容説明
知力‐思考法の不備が、日本の社会、日本の企業の前進・改革を阻害している大きな要因なのではないだろうか。これまで長い間育まれてきた日本人の思考法が、現在の環境とミスマッチになっている。そこで本書では、伝統的思考法「レガシ・アプローチ」に変わる新しい思考法である「価値目標思考」を提示。価値目標思考は、変革の時代、グローバルの時代に適合する思考法である。この思考法によって、日本の社会・企業が活性化されることが本書のねらいである。
目次
序章 価値目標思考へのいざない
第1章 企業経営を成功させる価値目標思考
第2章 経営改善プロジェクトはなぜ失敗する?
第3章 前例・みんな主義や目的自明主義はどこからきたか?
第4章 価値目標思考を身に付けよう
第5章 価値目標の意味を理解しよう
第6章 価値目標思考をケーススタディで考えてみよう
第6章付録 ケーススタディの目標実現プロセスワークシートでの整理
終章 価値目標思考のまとめ
著者等紹介
上野則男[ウエノノリオ]
1938年生まれ。1961年、東京大学経済学部卒業後、帝人株式会社に入社。社団法人日本能率協会、株式会社ジェー・エム・エー・システムズ、株式会社日本システミックスを経て、1984年マインドリサーチ株式会社(現システム企画研修株式会社)を設立、代表取締役。企業内システムの分析・企画、業務改善、問題解決の方法論の研究・開発・コンサルテーション・教育などを行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。