日本の産業システム〈9〉金融サービス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 422p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757121089
  • NDC分類 602.1
  • Cコード C3333

内容説明

20世紀の規制産業から21世紀のサービス産業へ。銀行、保険、証券など、各機能を担う企業が目指すべき新しいビジネスモデルを、金融技術、情報通信技術の進展、証券化スキーム、資本市場の動向を踏まえつつ検討。合理的なビジネスを可能にする安定した金融システムの制度設計を提案する。

目次

序論 日本の金融サービス業―危機と再編
第1部 日本の金融サービス業の危機(日本の金融システムはなぜ機能不全に陥っているか;金融制度改革はなぜ十分な活力を生み出さなかったのか?:当事者不在のまま動く日本型改革の限界;金融システムにおける融資取引関係の可能性と限界)
第2部 日本の金融サービス業の将来(証券業の現状と将来;資産運用業の現状と将来;リテールバンキングのビジネスモデル;日本における証券化の現状と展望)
第3部 総活(日本の企業経営統治と金融システム;日本の金融の将来)

著者等紹介

堀内昭義[ホリウチアキヨシ]
中央大学総合政策学部教授。1943年生まれ。67年、東京大学経済学部卒業。73年、同大学院経済学研究科博士課程修了。横浜国立大学経済学部教授、一橋大学経済研究所助教授、東京大学大学院経済学研究科教授を経て現職。専攻、金融論

池尾和人[イケオカズヒト]
慶応義塾大学経済学部教授。1953年生まれ。75年、京都大学経済学部卒業。80年、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。岡山大学経済学部助教授、京都大学経済学部助教授、慶応義塾大学経済学部助教授を経て、現職。専攻、金融論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

72
この本は10年ほど前にシリーズで出版された「日本の産業システム」のうちの最終巻の「金融サービス」です。それぞれ金融論の大家、池尾和人、堀内昭義が中心となってまとめられています。堀内先生の「金融システムの融資取引関係の可能性と限界」という論文が読みごたえがありました。ただ補論の「融資取引関係のモデル」はあまりに数式化しすぎのような感じがしました。2015/12/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1246302
  • ご注意事項

最近チェックした商品