内容説明
無秩序に膨張した事業ポートフォリオのままグローバル競争を戦うことはできない。もはや日本企業の再生には、大胆な撤退による個性的な事業ドメインの構築しかない。本書は数々のケーススタディをもとに、積極的撤退を目指す戦略思考、事業選別・撤退実施の留意点、トップの役割などを明らかにし、日本企業の経営革新を提唱する。
目次
はじめに 撤退戦略の時代
第1章 撤退の戦略思考
第2章 事業の選別と撤退の実行
第3章 組織内のコミュニケーションが成否を決める
第4章 撤退戦略とトップの役割
おわりに 撤退から創造へ
著者等紹介
日沖健[ヒオキタケシ]
日石三菱株式会社IR室主事。中小企業診断士・日本経営分析学会会員。1965年愛知県生まれ。慶応義塾大学商学部卒。米Arthur D.Little School of Management修了(MBA)。1988年日本石油(現日石三菱)入社後、主に財務部門・経営企画部門、シンガポール海外現地法人などに勤務する。IR室の立ち上げに伴い、2001年7月より現職。一方で経営戦略・財務管理の調査研究も行っており、コンサルティング業務に関する著書・訳書・論文多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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